2023年1月6日
リクルート、転職市場動向レポート「2023年 転職市場の展望」を発表
リクルートは5日、新型コロナの感染拡大が続く中、転職市場がどう変化しているのか、そして2023年はどのような動きが予想されるのかについて、転職市場を多様な領域担当の視座に立って分析した、転職市場動向レポート「2023年 転職市場の展望」を発表した。

【レポートの概要】(15業界のサマリ)
・IT通信:濃淡はあるが、全体としては引き続き活況。エンジニア不足は顕著。ビジネス職種の求人増。未経験でIT業界を目指す人が増加。経験者は求人が多いからこそ応募先の見極めが必要
・コンサルティング:業界全体で見ると採用意欲は引き続き高い。案件の多様化に伴い求人も増加。未経験からコンサルタントを目指す人が増加。働き方はより柔軟に
・インターネット:営業職を中心に引き続き求人は活況。採用上のコミュニケーション設計が重要に。求職者は引き続き柔軟な働き方や制度を求める
・自動車:採用は活況。来期の量産に備え、採用ターゲットを広げての積極採用も。求職者は働き方の柔軟性を重視し、所属企業の対応次第で転職に踏み切る人も
・総合電機、半導体、電子部品:企業によって状況は異なるが総じて活況。大量採用のための採用体制の再構築が急務。求職者は勤務地をはじめとした働く場所や時間の柔軟性を求める
・環境、エネルギー(グリーン)/サステナビリティ:社会の関心は高まり続け採用も過熱。セクターを越えた転職も求められる。求職者の関心は高い一方で、ターゲットは少なく経営視点も求められる
・化学:採用は引き続き活況。女性管理職の採用ニーズも広がり始める。求職者はベンチャーに関心を持つ人が以前よりも増えている傾向にある
・医療、医薬、バイオ:採用が落ち着いたポジションもあるが、総じて求人は多い。求職者は営業経験者が増え、異業界へのチャレンジには医療業界の知識+αが必要になる
・建設、不動産:グリーン関連の求人が増加。求人は多い状況。労働環境懸念での人材流出は止まっていない。求職者は、DXやグリーン関連に関心。慎重になりつつも働き方懸念での転職活動は増加。
・銀行、証券:銀行・証券ともに採用は活発。人事制度も整いつつあり積極採用が続く見通し。求職者は同業他社への転職でも環境を変えられる状況に
・生保、損保:生保はDX関連ポジションを中心に採用職種は幅広い。リテンションに課題。また損保はビジネス範囲の広がりに応じて求人も多様化
・消費財、総合商社:消費財は来期以降を見据えて採用が回復傾向に。営業職のニーズが高まっている。また総合商社はビジネスの多角化で、多様な領域・職種で新規求人が増加
・外食、店舗型サービス:採用は活況。多様な職種で求人が増えている。DXへの取り組みや働き方の改善など、社員が働き続けられる環境づくりが重要
・人材、教育:人材・教育ともに採用は引き続き活況。求職者に対しては、他業界にはない魅力をしっかり訴求することが重要
・ベンチャー領域:マーケティング職のニーズが増加。拡大を見据えた企業は自社を客観視できるかがカギ。求職者はキャリアを長く捉え始めており、戦略的にスキルを身に付けている人が活躍
このレポートは、「リクルートエージェント」コンサルタント、リクルーティングアドバイザー、キャリアアドバイザー、マネジャーを対象に、2022年11月~12月にかけてヒアリングした結果をまとめて作成した。
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