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2023年2月10日

中途採用時に評価するスキル1位は「コミュニケーションスキル」 =ウィルオブテック調べ=

ウィルオブ・ワークは8日、同社が展開するIT人材転職サービス「ウィルオブテック」が全国のITエンジニア採用決裁者100名を対象に実施した、ITエンジニア採用実態に関する調査結果を発表した。

それによると、ITエンジニア採用決裁者に「中途採用時の評価点」について聞くと、60.0%が「コミュニケーションスキル」、次いで「顧客の立場に立った考え」(29.0%)、 「マネジメント経験」(26.0%)、「プロジェクトマネジメント経験」(25.0%)となった。

「ITエンジニアに求めたい定性要素」については、「コミュニケーションスキル」(36.0%)に加えて「ビジネスマナー」(34.0%)「協調性」(26.0%)が高く、会社で共に働くためのヒューマンスキルを求めている傾向がわかった。

次に、「採用条件となる言語」についての問いには、半数近くの47.0%が「Java」と回答。次点も、「JavaScript」(27.0%)、「C/C++」(17.0%)、「HTML/CSS」(17.0%)といった国内で広く普及している開発言語が続いたが、同率3位で人工知能開発やデータ解析分野などで活用される「Python」(17.0%)が入った。「Python」は、昨年11月に発表した若手ITエンジニアを対象とした調査でも「今後習得したい言語」の1位となり、採用する企業にとっても注目度の高い言語であることがわかった。

また、「プログラミングスクール出身者の中途採用実績」については、38.0%が「実績あり」と回答した。

プログラミングスクール出身者の採用理由として、「年齢の若さ」(52.6%)「学習意欲の高さ」(44.7%)に次いで「キャリアプランが明確」(36.8%)であることが挙がった。不採用理由では、「実務経験を求めている」(38.7%)、「社会人経験を求めている」(35.5%)が上位となり、次いで、「キャリアプランが不明確」(17.7%)が挙がった。プログラミングスクールに通った後にITエンジニアとして転職を目指す人は、自身のキャリアプランを明確にし、目的にあったスクール選びと学習意欲を高く持ち転職活動に望むことが重要だといえる。

最後に、「実際にITエンジニアの採用につながった採用ルート」についての問いには、「人材エージェント(総合型25.0%、エンジニア専門型19.0%)」や「求人広告(総合型24.0%、エンジニア専門型19.0%)」経由の採用も多かったものの、最も多かったのは「自社HPの求人情報」(39.0%)経由となった。転職活動時に転職したい企業が明確にある場合は、まずは企業HPから直接応募を行い、並行して人材エージェントや求人サイトを利用することが最も採用される確率の高い方法であることがわかった。

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ウィルオブ・ワーク

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