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2023年2月27日
セガ、「ぷよぷよプログラミング」使った特別授業を台湾の日本人学校で実施
セガは24日、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを活用した、同社の学習教材「ぷよぷよプログラミング」を使って、台湾の「台北日本人学校」で実施した特別授業の模様を公表した。
同特別授業は、同校生徒103人が参加して2月15日に実施。同社は2020年6月の提供開始以降、同教材を活用したプログラミング授業を日本各地で実施しているが、海外に赴き、在外教育施設で特別授業を行うのは今回が初めて。
当日は、同校の小学6年生74人と中学3年生29人の計103人を対象に、同教材を活用したオリジナルの教育プログラムを実施。講師は、「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを持つ「ぴぽにあ」選手が担当した。
また、台湾のBEE PRO CUP2022「ぷよぷよ」チャンピオンプレイヤーであるacliv(アクリブ)氏を招き、中学3年生の授業の最後に「ぴぽにあ」選手とacliv氏によるハイレベルなエキシビションマッチを披露した。
「ぴぽにあ」選手は、実際に現地に赴き、ソースコードの入力でプログラムが動く仕組みなどプログラミングの基礎を直接レクチャーした。
生徒たちは、「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通じて、「ぷよ」の落下や左右移動、回転させるためのコーディングや「ぷよ」の背景の色、落下スピードなど、様々なパラメータを書き換えることで、ゲームバランスの調整を体験し、自ら作成した「ぷよぷよ」を楽しんだ。
今年卒業を迎える小学6年生の授業では、同校の校章やオリジナルキャラクターをあしらった特別な背景デザインを提供。生徒は、班ごとに分かれてテーマを決め、そのテーマに沿った「ぷよ」のイラストを作成して、学校オリジナル背景と組み合わせるなどして、それぞれが思い思いの「ぷよぷよ」を作成した。
授業後半には、「ぴぽにあ」選手が、大会出場や各種イベントへの参加など自身の活動や、プロ選手の1日のスケジュールなど、日本でのeスポーツ選手の活動の様子を紹介。児童生徒からの数多くの質問にも1つひとつ丁寧に答えた。
「ぷよぷよプログラミング」は、アシアル社のプログラミング学習環境「Monaca Education」で、「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミングが学べる教材。製品版と同じ画像素材を利用して、実際に「ぷよぷよ」のプレイ画面を確認しながらコーディングを行うことができる。
基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度が用意されており、2020年6月の提供開始以来、登録者数は18万人を突破。
【特別授業の概要】(小学6年生授業)
・「ぷよぷよ」ってどんなゲーム?(プロ選手によるスーパープレイ実演)
・「ぷよぷよプログラミング」実践①(フィールドの作成、「ぷよ」の移動・回転など)
・ネットリテラシー、著作権について(インターネット利用上の注意点など)
・「ぷよぷよプログラミング」実践②(背景の変更など、オリジナル版にアレンジ)
・班ごとに発表(全12班がアレンジ内容について発表)
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