2023年6月5日
チャーミングケア、メタバース空間での子どものコミュニティづくりプロジェクトを開始
チャーミングケアは2日、メタバース空間を活用した病気や障がいのある子どものコミュニティづくりと職業体験イベントのプロジェクトを実施すると発表した。
病気や障がいのある子どもたちが、見た目を気にすることなく自由に参加できるメタバース空間を活用しながら、イベントやゲーム、実際のワールド制作作業などを通じて交流を深める居場所づくりに取り組んでいく。
また、子どもたちにオフラインで交流できる職業体験の機会を提供。病児障がい児専門ECマーケットプレイス「チャーミングケアモール」で取り扱っている医療ケアグッズなどを商業施設で販売する場に、子どもたちが主体的に関われるようにしていく。
さらに子どものQOLに関するニーズを調査し、病院や学校・日常生活などそれぞれのシーンに応じた支援者のサポートマップ制作を進めていく。先行して制作した「子どものアピアランスケア」小冊子は、小児拠点病院や全国1741カ所の市区町村健康増進課および教育委員会などに無償配布を行っている。
同団体の広報を務める中学3年生の石嶋壮真さんがメタバースワールド制作のプロジェクトリーダーを担当、特技のプログラミング技術を活かしプロのクリエイターとともに、子どもが活用するワールドの世界観に子どもの意見を反映するという。
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