2023年6月21日
相模原市、レゴ エデュケーションで大豆栽培をプログラミングする授業を公開
相模原市立大沢小学校は20日、5月23日に3年学級の「総合的な学習の時間」において実施した授業「きらめき大豆アイディア報告会」を公開した。
同授業は、市がプログラミング教育の一環として導入した「レゴ エデュケーションSPIKE」のキットを活用した児童たちの学習成果発表を、教材メーカーの関係者が先進的な活用事例として視察するもので、当日は同社のインターナショナルメンバーをはじめとする5名が同小学校を訪れた。
相模原市は「幻の大豆」と呼ばれる津久井在来大豆をはじめとする良質な大豆の名産地。児童たちは、大豆を育てるための懸念などについて仲間と一緒に考え、レゴ エデュケーションSPIKEを活用して自動化するための案を、10のグループに分かれて思い思いのスタイルで発表した。
「雑草を一定の場所に集めるもの」「害虫をLEDの明かりで寄せて退治するもの」「収穫時期を自動判別し刈り取るもの」など、センサーとモーターを巧みに利用したプログラムをタブレットで作成し、グループごとに発表と質疑応答が行われた。
今後は、児童たちが実際に大豆栽培を体験した上で、プログラムの内容をさらに見直し、大豆栽培に関わっている地域の人たちにアイディアを提案するなど、地域社会に貢献する活動にも結び付けたいと考えているという。
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