2023年6月21日
リスキリングプログラムを実施している企業は4割未満=プロティアン・キャリア協会調べ=
プロティアン・キャリア協会は19日、リスキリングに興味関心のある人事部門・キャリア支援者・経営陣他を対象に実施したリスキリング実態調査の結果を発表した。

「あなたの企業ではリスキリングプログラムを実施していますか?」と質問したところ、「実施している」が36%、「実施していない」が64%で、リスキリングプログラムを実施している企業は4割未満。

「リスキリングを実施する上で、どのような課題がありますか?(複数回答)」の質問には、「組織文化の変革の難しさ」が38%、「リソースの不足」が23%、「スキルの不足」が17%、「予算の不足」が15%。また、「組織文化の変革の難しさ」と回答した職種では、人事部門、キャリア支援者が70%にも達した一方、経営陣は、「組織文化の変革の難しさ」に課題意識を持っている人は少なかった。

「リスキリングに投資することで、企業にどのようなメリットがあると考えていますか?(複数回答)」には、「キャリアアップの機会提供」24%、「従業員の能力向上」23%、「新たな技術やビジネスモデルへの対応力の向上」21%、「生産性向上」17%、「組織の競争力向上」15%。「キャリアアップの機会提供」を筆頭に、企業が個人のキャリア・能力向上を支援することで、結果として企業も恩恵を受けることができるという、人的資本経営の考えが浮き上がってくる結果だという。

「リスキリングを実施する上で、どのような教育プログラムが効果的だと考えていますか?(複数回答)」には、「専門家による実践的なワークショップ」27%、「外部研修・トレーニング」25%、「オンライン講座・動画教材」22%、「社内研修・トレーニング」15%、「現場でのOJT(On-The-Job Training)Mentorship」10%という回答。「専門家」や「外部講師」の力を活用することと、いつでもどこでも学べる「オンライン」「動画」コンテンツがより効果的であると考られていることがわかる。
調査結果を通じて、「リスキリングへの投資は企業にとって複数のメリットがあることがわかっているが、実施するうえでの課題などから実施には至っていない」企業が多く存在する可能性があるという。
調査概要
調査方法:イベント時のアンケート調査
調査期間:5月16日〜6月7日
対象者:イベント応募者、メールマガジンでのアンケート回答者
有効回答:277人
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