2023年9月27日
YEデジタル、「デジタル教科書キャッシュ機能」が鹿児島市教委会の検証でヒット率平均90%以上
YEデジタルは26日、学習者用デジタル教科書キャッシュ機能を搭載した学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」が鹿児島市教育委員会に採用されたと発表した。11月から検証校2校を含めた小中学校38校で運用を開始する。
同市では、デジタル教科書やデジタルドリルを使うため、いっせいにインターネットにアクセスすると、ベストエフォート型の回線では状況によって「ページの読み込みに時間がかかる、コンテンツがなかなか表示されない」などの通信遅延が発生し、状況改善のための通信負荷軽減が課題となっていた。
そのため、キャッシュ機能を搭載したNetSHAKERを小中学校それぞれ1校ずつに設置し、5月31日から検証を開始。その結果、デジタル教科書はもちろん、デジタルドリルのキャッシュもできることを確認した(キャッシュヒット率90%以上)。キャッシュできたことでインターネットへの通信負荷が軽減され、授業が止まるリスクを大幅に削減できたという。
デジタル教科書キャッシュ機能では、配信クラウドから取得したコンテンツをNetSHAKER内に一時的に保存し、同じコンテンツに児童生徒がアクセスする際に、保存したコンテンツから応答させる。これにより、インターネットへのアクセス量を削減し、回線の負荷を軽減する。
関連URL
最新ニュース
- 宇宙に行ってみたい小中学生は55% プラネタリウムや宇宙科学館に行った経験がきっかけ =ニフティ調べ=(2025年2月10日)
- バレンタインで中高生の32.8%が「特に何もしない」と回答=スタディプラス調べ=(2025年2月10日)
- こども家庭庁、こどもの自殺対策に関する講演会「学ぼう心のサイン 守ろう10代の命」開催(2025年2月10日)
- B Lab、徳島県海陽町でeスポーツイベントと生成AIを活用したワークショップ開催(2025年2月10日)
- 海と日本プロジェクト、海洋ごみ問題を学ぶ小学校高学年向け出張授業in港楽小学校を開催(2025年2月10日)
- 横浜市立大学、社会人履修プログラム「研究開発型オープンイノベーター(ビヨンドURA)」4月開講(2025年2月10日)
- バイドゥ、愛知大学×Simeji マルハラ解消に向けた産学連携プロジェクト始動(2025年2月10日)
- 成蹊中学、武蔵野市の課題と解決策を生成AIで絵にした発表会開催(2025年2月10日)
- 長野・飯綱町、小6の理科で「micro:bit」を活用したプログラミング授業実施(2025年2月10日)
- 木村情報技術、クリエイター志望者向け「クリエナビ」 UdemyでUnrealEngine講座を公開(2025年2月10日)