ピアソン・ジャパン、英語テスト「Versant（ヴァーサント）」を刷新

ピアソン・ジャパンと日本経済新聞社は27日、英語テスト「Versant」の、「Versant Speaking Test」をアップグレード、「Versant English Speaking and Listening Test」として、12月に発売することを発表した。

質問の形式と採点方法を刷新。新たな設問を設けて、受験者が自分の言葉で話す機会を増やし、「話しぶり」を採点する。英語でのビジネスシーンで、共感を得たり、説得したりする能力を向上させるヒントが得られるという。

採点結果には、リスニングとスピーキングのほか、manner of speech （話しぶり）の項目を設け、点数と評価コメントが示される。採点スコアは、Global Scale of English（GSE）で表示する。

Global Scale of English（GSE）は、ピアソンが開発した英語の技能を測る指標で、10点～90点の範囲で、1点刻みで表示する。ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に準拠し、学習者による言語習得の課程を見える化する。

11月をめどに、パイロット版をリリース。10月末に、ウェブサイトで詳細を知らせるという。また、先行してリモートモニタリング・オプションを発売する。

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「Global Scale of English（GSE）」

日本経済新聞社

ピアソン・ジャパン