2023年11月20日
みなみ福祉会、保育のICT化で保育士1人あたり1日1時間分の事務作業削減に成功
みなみ福祉会は16日、ICT化を進め、保育士1人あたり1日1時間分の事務作業時間削減に成功したと発表した。
政府は「こども誰でも通園制度(仮称)」を令和6年度から試行的事業として実施する予定。同法人ではICTを活用した保育士の負担軽減に取り組み、利用者の受け入れ準備を進めている。
運営する笠寺幼児園では登降園時間の記録、遅刻欠席連絡対応、園だよりやお知らせの配布をICT化。それらの対応にかかる保育士の業務時間をゼロにできたことで、保育士1人あたり1日1時間分の保育時間を増やすことができたという。また、すべての保育室にタブレット端末を配備することで、書類業務のペーパーレス化を実現した。
ICT化による時間削減だけでなく、お知らせの電子配信では保育士が「かばんに入れる手間が減った」「入れ間違いの心配がない」といった作業面、心理面でも負担軽減の効果を実感していて、保護者からも「いつでも見られるし、なくす心配もないので助かっている」と好評だという。
みなみ福祉会は、名古屋市内で保育所・認定こども園3施設、小規模保育1施設、地域子育て支援拠点1施設を含む6施設を運営している。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)












