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2023年12月22日

奨学金プラットフォーム「ガクシー」、「給付奨学金ランキング2023」を発表

ガクシーは21日、同社の奨学金プラットフォーム「ガクシー」で、返済の必要がない、もらえる奨学金「給付奨学金」の認知促進を目的に、「給付奨学金ランキング2023」を発表した。

同ランキングは、2023年に募集された給付奨学金の中から「支給人数」と「1人あたりの支給金額」に加えて「対象の制限が少ない」奨学金で、「ガクシー」サイトで人気なものを同サイトの編集部がピックアップ。多くの若者に受け取るチャンスがあり、若者のチャレンジを応援する「もらえる奨学金」として独自にランキングしたもの。

それによると、給付奨学金は大学進学を支援するものが多い中、今回第1位に輝いたのは高校生向けの奨学金だった。数は少ないながら、中学生や高校生を支援する給付奨学金は知られていないものが数多くある。

また、企業や経営者によって設立された奨学金も多数ランクイン。公的な奨学金に比べ、独自の基準で採用するため制限が少ないものもあり、成績や所得制限などを考慮する学生にはチャンスがある。

ほかにも、留学費用を支援する奨学金は、対象が絞られたり、支給人数が少なくても総支給額が大きく、狭き門ではあるものの採用された場合には、安心して海外で卒業まで支援を受けることができる。

ランキング概要

・1位:日本教育公務員弘済会「日教弘給付奨学金」2023年度
内容:学習意欲がありながら、学資金の支払いが特に困難な高校生を支援する奨学金。圧倒的な支給人数と、専攻分野に制限なく、多くの高校生が対象になることから1位に輝いた。全日制、定時制、通信制、中高一貫校の後期、特別支援学校、高専の1〜3学年、専修学校の高等課程などが対象で、申請は学生の希望や家庭事情を考慮して、学校長の推薦が必要。修学支援新制度との併用ができ、地域の制限はない
対象:高校生
支給人数:8764人(2022年度実績)
支給期間:採用後に一括給付
支給金額:50万円以内
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・2位:キーエンス財団「2023年度給付型奨学生」
内容:大学進学を志し経済的な支援が必要な若者を支援。支給人数の多さに加えて学業成績や家庭の所得制限、専攻分野の制限がなく、多くの学生に機会を提供
対象:大学進学
支給人数:600人程度
支給期間:4年間(最短修業年限)
支給金額:480万円、月額10万円(年額120万円)
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・3位:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」
内容:日本の大学生に留学する際の経済的な支援を目的とした国費による奨学金。成績や家庭の所得制限などはあるものの、実費分を含めた支給総額が多いのが特徴。大学生を対象に、学部学位取得型と、大学院学位取得型に分かれ、大学院学位取得型には修士コースと博士コースの留学支援がある
対象:大学生の海外留学
支給人数:学部78人、大学院151人
支給期間:学部学位取得型は原則4年間、修士コース2年、博士コース3年間
支給金額:
「学部」:(奨学金)月額5万9000円~11万8000円、(授業料)年度300万円を上限とする実費額
「大学院」:(奨学金)月額8万9000円~14万8000円、(授業料)年度300万円を上限とする実費額
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・4位:業務スーパージャパンドリーム財団「公益・派遣留学奨学生」2023年度
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・5位:文科省「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」2023年度
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・6位:キーエンス財団「がんばれ!日本の大学生 応援給付金」2023度
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・7位:電通育英会「大学奨学生(高校時予約・給付型)」2024年度
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・8位:柳井正財団「米国大学奨学金」2024年度
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・9位:日米教育委員会「フルブライト奨学金 大学院留学プログラム」2024年度
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・10位:日本学術振興会「海外特別研究員」2024年度
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関連URL

「奨学金実態調査2023」

奨学金情報サイト「ガクシー」

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