2024年3月1日
膨大な知識をいつも児童の手元に『ブリタニカ・スクールエディション』と共に目指す新しい学び/江東区立第七砂町小学校
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東京都江東区は、東京オリンピック・パラリンピックの競技会場があったことや、東京都教育委員会からボッチャ推進地域に指定されたことなどもあって大会のレガシーとしての取り組みが盛んだ。区立第七小学校の校内階段の各段垂直部分には様々な競技名が貼り出されていた。スポーツに馴染みが深い同校で実施された「オリンピック・パラリンピック博士になろう」という『ブリタニカ・スクールエディション』を活用した授業の様子から、4年生担任の松村幸代教諭の授業に込めた思い、二ノ宮正信校長が主導する新しい学びについて紹介する。
「オリンピック・パラリンピック博士になろう」 クイズから始まり児童がどんどん引き込まれた
4年生、総合的な学習の時間が始まった。目標は「『ブリタニカ・スクールエディション』を使い、オリンピック・パラリンピック競技についてまとめることができる」 。
冒頭、松村教諭は「今から3つの写真やイラストを見てもらいます。共通点を探してください。」とクイズを出した。1枚目は様々なスポーツのイラストが描かれており、2枚目は同校の教諭がトーチリレーのトーチを持つ写真、3枚目は大会マスコットの写真だ。
「メガネをかけた時代の○○先生だ」「ミライトワ?」児童は口々に大きな声で意見を述べ、関心が高まり熱気を帯びる。
松村教諭が児童に向い、「共通するものはなんでしょう」とあらためて問うと多くの手が上がり
「オリンピック」「パラリンピック」と答えが出た。「また始まりますね。次はいつ、どこか知っていますか。」と尋ね、国旗、エッフェル塔などのイラストを見せて気づきを促す。
さらに「オリパラでやることや競技で知っていることはありますか。」
スポーツの名前、トーチリレー、メダル、多くの国がスポーツで競い合うことなど多様な意見が次々と飛び出した。児童らがどんどん引き込まれたところで「オリパラ競技について調べてまとめよう」という目当てが発表される。
班ごとに競技を分担、くじや各児童の調べる項目を準備
松村教諭は、競技名を書いたくじを用意した。児童は3~4名ずつの班に分かれ、このくじで担当競技を決定した。競技ごとに調べる項目のメモも手渡され、メンバーが分担して調べ、紙にまとめる。この紙を画用紙に貼って班のポスターを完成するという流れだ。
慣れた様子で『ブリタニカ・スクールエディション』を使いすいすい調べる
調べ学習が始まった。慣れた手つきでChromebookにログインすると『ブリタニカ・スクールエディション』を開いていく。教諭の指示より操作が早い児童も多く、使いこなしている様子だ。トップ画面から「総合的な学習」→「スポーツ」とメニューを選び、競技名、各自の選ぶ項目へとすいすいと進んでいった。
調べることが書かれたメモの項目が『ブリタニカ・スクールエディション』の項目名と揃えてあることもスムーズな調べ学習につながっていた。事前の丁寧な準備や工夫によって、児童らは集中をきらさず自信をもって主体的に学べるようだ。
松村教諭は「競技を知らない人や1年生でもわかるように説明を書くように」と声をかけた。
「そのまま写すとぜったい紙に書ききれないよ」という声に班のメンバーが「要約するといいよ」と声をかけていた。知っている競技、経験したことのある競技について伝え合い、まとめ方を相談し、児童らは活気にあふれとにかく楽しげな様子で学び合う。
授業はGoogle フォームのアンケートで振り返りを行い終了した。次に調べてみたい競技を回答し、次回以降は班ではなく個人での調べ学習へステップアップする予定だという。
授業を終えた児童が笑顔で感想を聞かせてくれた。
「サーフィンを調べました。画像があるのでわかりやすいです。」
「インターネット検索で調べるよりも読み仮名があるし、内容もわかりやすいです。」
「ボッチャを調べました。障がいの程度によって4つのクラスにわかれています。障がいがあっても楽しめるのが良いと思いました。」特に「わかりやすい」「読み仮名が良い」という意見が多くICTを活用した学びを楽しむ様子が印象的だ。
授業を終えて 〜ブリタニカなら安心 子どもが主体的に調べることができる
松村教諭は、振り返りアンケートを見ながら「ブリタニカを使って調べるという目当て、ほぼみんなが活用し、競技を知ることができたと思います。」と手応えを語る。
『ブリタニカ・スクールエディション』は、小学生向けで子どもにわかりやすい内容であること、情報が確かで安心できることがよいという。インターネット検索の場合、情報の出所や信憑性に不安やリスクがあり、際限なく調べ続けてしまうことなどもあって、子どもに任せ切ることは難しい。しかし『ブリタニカ・スクールエディション』なら子どもに調べるということを任せられるので主体的な学び、興味関心を妨げることがない。
日頃から「これはなんですか」と質問されたり、休み明けに旅行の話題になったりした時には、「ブリタニカを使って自分で調べてみよう」と普段使いできるよう、自主的な調べ学習が習慣化するよう声をかけている。そのまま写すのではなく、情報の必要なところはどこかを考えてぬきとる、要約することができるようにもう1歩の前進を目指しているという。
第七砂町小学校が目指す新しい学び 児童の主体性を育むために
◆児童の手元に膨大な知識をおき、いつでもアクセスできるようにしたい
「図鑑が身近にあれば知識や興味が広がるものだが重く膨大な紙の本を身近におき持ち歩くのは現実的でない。1人1台端末が実現し、確かな情報、子どもの年齢に合い理解できる情報、百科事典や辞書をいつでも調べたい時にアクセスできるようにしたいと一層考えるようになった」二ノ宮校長が導入の経緯を語る。そこには従来の教授型の授業だけでなく、児童の主体性を発揮させる学び、興味や意欲を重視する同校の目指す新しい学びへの想いが込められている。
◆子どもの学年は「今の1年」だけ 校長主導で導入を決めた
二ノ宮校長は自ら、『ブリタニカ・スクールエディション』を体験し、教員の協力や保護者の理解を得て学校として導入を決めた。区内には46もの小学校があり自治体主導で導入するには、時間がかかることを理解していたからだ。それでも子どもの学年は「今の1年」しかない。子どもの「今の1年」を大切にするなら待てない、だから校長の責任で進めたと力を込めた。
理解を得られたのは6カ月近いトライアルが大きかった。実際に使った児童や教員から好評だった。昆虫好きで昆虫博士を目指す2年生の児童から「先生、ブリタニカを入れてくれてありがとう」という言葉もあった。
□無料トライアル希望や導入に関するお問い合わせについてはこちらからご連絡ください。
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