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2024年3月13日

東京電機大学、操作者が“憑依”できるアンドロイドアバターを開発

東京電機大学は11日、電気通信大学と、操作者が“憑依”できるアンドロイドアバターを開発したと発表した。

両大学の共同研究グループは、操作者の視線、発話に伴う口の動きや表情を再現可能な遠隔操作型アンドロイド(アンドロイドアバター)の「Yui」の頭部ユニットを開発。

また、装着者の表情を測定可能なVRヘッドセットを用いて、操作者の表情をアバター上に再現し、アバター上の複数のカメラとマイクで取得した映像と音声を操作者に提示することで高い臨場感を得られるようにする操作インタフェースを開発した。

これにより、アバターを介していても、まるでその場に相手がいるかのような遠隔コミュニケーションを実現したという。

これまでにもアバターを用いた遠隔コミュニケーションは研究されてきたが、操作者の表情を再現し、操作者に高い臨場感を提供することができるシステムは実現されていなかった。

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