2024年3月15日
習い事、小中学生の67%が「自分でやりたくて」開始 =ニフテイ調べ=
ニフティは14日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生を中心とする子ども1661人を対象に実施した、「習い事に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「今、習い事をしているか」と尋ねたところ、小中学生の8割以上(84%)が「している」と回答。小学生では88%、中学生では77%が習い事をしていた。
「いくつ習い事をしているか」を聞いたところ、小学生では「1個」と「2個」が各31%で同率1位だった。中学生になると、勉強や部活動などで忙しくなり習い事に通うことが難しくなるからか「1個」47%と回答した生徒が最多だった。習い事の個数が増えるほど割合が少なくなったが、中には「8個以上」の習い事をしている生徒もいた。
「何を習っているのか」を尋ねたところ、最も多かったのは「学習塾・KUMON(くもん)・家庭教師」51%で、小学生では48%、中学生になると64%に増加した。その他では「合唱」「日本舞踊」「チアリーディング」「ゴルフ」「料理」などもあった。
「習い事はどうやって始めたのか」を聞いたところ、「自分でやりたくて」67%が最も多かったが、その他では「お姉ちゃんがやっていたから」「兄がやっていたから」「家族がやっていて楽しそうだったから」と、家族がきっかけになったという声も寄せられた。
「今までやっていた習い事で、やめたいと思ったことはあるか」を尋ねたところ、72%の小中学生が「ある」と回答。「やめたいと思った理由」については、小学生では「つまらないから」32%、中学生では「忙しいから」36%が最も多かった。
「実際にその習い事はやめたのか」を聞いたところ、半数以上(56%)が「やめたいと思ってもそのまま習い事を続けていた」ことが分かった。だが、中学生になると54%が「やめた」と答えており、習い事を続けることが大変になった生徒が多いのかもしれない。
習い事をやめた生徒に「どうやっておうちの人を説得したのか」を尋ねたところ、やめたい理由を正直に伝えた、他の習い事を頑張るなどの条件をつけて説得したなど、様々な説得方法が寄せられた。中には、やめたいことを「毎日伝え続けた」など、熱意が伝わるまで説得した生徒もいた。
一方、習い事をしていない生徒に「なぜ、していないのか」を聞いたところ、最も多かった理由は「自由に使える時間がほしいから」48%だった。
「これからやってみたい習い事」を尋ねたところ、小学生では「絵」29%、中学生では「ピアノ以外の楽器」26%がそれぞれ1位で、「ダンス」「ピアノ以外の楽器」は小中学生ともに上位だった。その他では、「アーチェリー」「アクロバット」「歌・ボーカル」「競技かるた」などの習い事も寄せられた。
この調査は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に、1月16日~2月12日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1661人。
関連URL
最新ニュース
- 約5人に1人の就活生が「500万円以上」を初年度の年収に希望 =i-plug調べ=(2024年10月15日)
- 小中学生の57.5%が推しの熱愛や結婚を「悲しい」と感じる =ニフティ調べ=(2024年10月15日)
- Pestalozzi Technology、茨城県守谷市教委が体力テストデジタル集計システム「ALPHA」導入(2024年10月15日)
- 日本e-Learning大賞、東京書籍の「ドリル教材」が最優秀賞を獲得(2024年10月15日)
- パナソニック教育財団、2025年度第51回実践研究助成および説明セミナー 11月開催(2024年10月15日)
- クアリア×追手門学院中高、探究学習フィードバックシステム「Qareer」を活用(2024年10月15日)
- 大谷大学、京丹後市と産官学連携 学生考案「モビリティロゲイニング@京丹後」19日開催(2024年10月15日)
- ICT CONNECT21、教育活動でのICT利活用格差の解消に向けたアイデアを語り合うセミナー 30日開催(2024年10月15日)
- COMPASS、学校教育関係者向けイベント「個別最適な学びの環境の実現に向けて」11月9日開催(2024年10月15日)
- KEIアドバンス、「2024年度第2回 大学入試セミナー」23日~31日開催(2024年10月15日)