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2023年9月15日

小中学生の65%がケータイ・スマホを持つ中、34%が「持っていないことでトラブル」を経験=ニフティキッズ調べ=

ニフティは14日、同社の子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、全国の小中学生1557人を対象に実施した、「ケータイ・スマホに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、「自分専用のケータイやスマホを持っているか」と質問したところ、全体の65%がケータイやスマホを持っていて、ケータイよりもスマホの所持率が高かった。小中学生別に見ると、中学生からスマホを持たせる家庭が多いことが分かった。


「1日にどれくらいケータイやスマホを使っているか」と尋ねたところ、「1~2時間未満」18%、「2~3時間未満」19%、「5時間以上」18%が多かった。中学生は、小学生に比べると長時間使用している生徒が多く、友だち同士のやり取りや動画、アプリを利用した学習の機会など、スマホ・ケータイの利用シーンが増えていることが分かった。


「初めて自分のケータイ・スマホを持った時期」を聞いたところ、大半の小中学生は、「小学校在学中または中学1年生」の間にケータイやスマホを持ち始めていた。


また、「ケータイ・スマホでよく使う機能やアプリ」を聞いたところ、小学生では「YouTube」49%、中学生では「LINE」69%が最も多かった。中学生になると、LINEの使用用途が家族に加え友だち同士の連絡手段にもなることが予想される。

4位以降をみると、小学生は「ゲームアプリ」23%、「メール」23%、「カメラ」18%、「TikTok」17%と続いたが、中学生は「TikTok」21%、「ゲームアプリ」21%、「Instagram」17%、「Twitter」17%とSNSを多く使用していることが分かった。


「ケータイ・スマホに依存しているなと思うことはあるか」と質問したところ、「依存していると思う」と答えた生徒は全体の49%とおよそ半分だった。小学生と中学生を比べると、「依存している」割合が小学生では41%に対して中学生では57%と、中学生の方がスマホ・ケータイに依存している自覚があるようだ。


また、「SNSで学校の友だちとつながることでより仲が深まったか」を聞いたところ、半分以上の生徒が「より仲が深まった」と回答。小学生ではSNSを使用していないからか、「友だちとつながっていない」生徒が38%と中学生よりも多い結果となった。


ケータイ・スマホを持っていない生徒に「欲しいと思うか」と尋ねたところ、小中学生の90%が「欲しい」と回答。周りの友だちがスマホやケータイを持っている環境なら、欲しいと思うのは自然な流れかもしれない。


また、「ケータイ・スマホを持っていないことで何かトラブルが起きたことはあるか」と質問したところ、小中学生の34%が「ある」と回答。小学生でトラブルが起きたことがあるのは30%だったが、中学生になると47%と半分近くの生徒が何らかのトラブルに巻き込まれていたことが分かった。

具体的なトラブルは、「友だちとの連絡が自分だけ来ない」「いじめ」「話に入れない」など友人間のものと、「親に連絡できなかった」「持たせてくれないことで親と喧嘩になった」などの家族間のものもあった。

「もし自分がYouTuberになったらどんな動画をとってみたいか」を聞いたところ、「◯万円で買い放題」や「ASMR」「イラスト系」「コスメやファッション」「ゲーム実況」などの回答が多く集まり、その他にも「歌ってみた」や「大食いチャレンジ」など、趣味や特技を生かした動画を作りたいという意見も寄せられた。

また、中には「みんなが楽しんでくれる動画」「かわいい動物で癒やされるやつ」など、視聴者の立場で考えている生徒もいた。

この調査は、小中学生を中心とする全国の「ニフティキッズ」訪問者を対象に、7月25日~8月14日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1557人。

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調査結果の詳細

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