2024年3月25日
スマホ・タブレット端末の使用目的、子どもは「動画視聴」、親が求めるのは「調べもの」=明光義塾調べ=
明光義塾を展開する明光ネットワークジャパンは22日、「小中学生のスマホ・タブレット活用についての実態調査」の結果を公表した。
調査は、小学4年生~中学2年生の子どもを持つ保護者を対象に3月4日~8日に行われ、850名から回答を得た。そのうちスマホ・タブレット端末を所有している子どもの保護者797名を対象に、スマホ・タブレット端末を使用する主な目的を質問したところ、子どもの使用目的は「動画視聴」が最多で58.7%、次いで「連絡手段」56.6%、「ゲーム」52.3%と続いた。一方、親が求める使用目的は「調べもの」が最多で55.7%、次いで「連絡手段」「学習」と続き、子どもと保護者で大きく異なる結果となった。
72.6%の保護者が子どもがスマホ・タブレット端末を使用することに「不安を感じる/どちらかというと不安を感じる」と回答。具体的にどのような不安を感じているかを訊ねたところ、最多回答は「スマホ・タブレット端末への依存」44.2%で、「視力の低下」「有害コンテンツに触れる」と続いた。
子どもが学校提供のタブレット端末を所有していると回答した418名のうち、学習用端末について学校側からの「ルールがある」と回答した人が75.6%を占めた。学校側からのルールの内容は「利用アプリの制限」「閲覧制限」「SNSの利用禁止」が多かった。
2024年度から「英語」で先行導入されるデジタル教科書について、約6割の保護者が「知らない」と回答した。また、知っていると回答した341名のうち、7割以上がデジタル教科書で学ぶことに「期待している」と回答した。
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