2024年4月12日
第一学院高校×KONAMI eスポーツ学院、eスポーツの活用で連携を強化
ウィザスは11日、同社が運営する「第一学院高校」が、コナミデジタルエンタテインメントが運営する「KONAMI eスポーツ学院」と、教育分野におけるeスポーツの活用で連携を強化すると発表した。
同高は2020年4月から、eスポーツ人材を育てるカリキュラムを提供している同学院と提携して「eスポーツコース」を展開しており、今回の連携強化で、同学院のeスポーツに関する知識やスキルの修得をメインにしながら、同高で高校の卒業を同時に目指す。
これまで同コースでは、同学院での1年間の学びが基本だったが、「3年間の高校生活を通して、同じ仲間でeスポーツと学業を両立して学びたい」という生徒・保護者の要望に応え、2025年度4月入学生からは、3年間継続して同コースで学ぶカリキュラムにする。
同コースでの3年間の学びで、大会で勝利するためのテクニックだけでなく、時間をかけて様々な座学で多彩なスキルを磨き、eスポーツ業界だけでなく幅広い分野で活躍できる人材を育てていく。
高校卒業後の進路についても、進学・就職対策や、大学・短大・専門学校の指定校推薦制度の活用などができる。同高の職員が、同学院を訪問して、学習についてのサポートや、大学・専門学校への進学といった卒業後の様々なサポートを行う。
KONAMI本社内の実技ルームには、40台のハイスペックゲーミングPCを始め、ゲーミングモニター、ゲーミングチェア、低Ping値の高速インターネット回線が完備されており、14面のマルチスクリーンで、複数の生徒のプレイもリアルタイムでチェックできる。
また、世界大会の出場経験もある国内トップレベルのプロeスポーツチームが、経験とテクニックを同学院に全力投入し、競技シーンで勝つための技術から、ファンの心をつかむ配信のノウハウを惜しみなく生徒に教える。
年1回実施される「合同トライアウト」では、提携するプロeスポーツチームが生徒たちの実力、熱意などを総合的に審査し、合格者は一定期間練習生としてチームに所属でき、特別なプログラムを体験できる。
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