- トップ
- STEM・プログラミング
- エデュケーショナル・デザイン、ルネサンス高校グループへプログラミング授業提供
2022年4月22日
エデュケーショナル・デザイン、ルネサンス高校グループへプログラミング授業提供
エデュケーショナル・デザインは20日、ブロードメディアと業務提携し、同社が運営するオンラインで学べる広域通信制・単位制のルネサンス高校グループに対して、これからの時代を生き抜くためのテクノロジー教養を高めるオンラインプログラミング授業を4月から提供開始したと発表した。
ルネサンス高校グループは、人と同じく学校のあり方にも多様性が必要だと考え、生徒の置かれた現実に対応し、学校側が柔軟に考えて教育を実践することを目指している。「通学コース」「eスポーツコース」「ダブルスクールコース」など学習する意欲のある人に寄り添った通信制高校。
特に「eスポーツコース」は人気が高く、ゲームを通じたコミュニケーションや問題解決力、論理的思考能力、継続力など日々の成長を大事にしている。同校では「eスポーツコース」を学習する生徒と社会との結びつきをより強固なものとするための学びの一つとして、プログラミング教育に着目。同校の教育ビジョンを共有できる外部パートナーを探していたという。
エデュケーショナル・デザインは、小中高生向けにIT&クリエイティブ授業を行うサービス「Tech Learner」(テックラーナー)を提供しており、ゲームやアプリ制作をメインにプログラミング学習を行っている。生徒が興味を持ちやすいゲームの題材を念頭に、プログラミング学習を通じてコミュニケーション能力や継続力、社会性を育んでいきたいという同校の教育方針に共感。同社のEdTechサービスのノウハウを活かしたルネサンス高校オリジナルのプログラミング学習カリキュラムを企画していた。4月から同カリキュラムを実施する。
ルネサンス高校グループのオンラインプログラミング授業は、ビジュアルプログラミングからテキストコーディングに段階的にステップアップでき、無理なく学習していけるカリキュラム。まずは「Scratch」によるプログラミング入門編を行い、ICTリテラシーとともにデジタル教育の基礎を理解。その後、自分のスマホで動作可能なアプリ制作に取り組み、プログラミング学習経験者には「Roblox」を使用したテキストコーディングによる本格的な3Dゲームを制作してもらう。
エンタメ性のあるコンテンツを用いてプログラミング学習に対する抵抗をなくすところからはじめ、教養としてのテクノロジー理解のレべルを高められるようにカリキュラムを組んでいるという。
また、学習管理ができる画面も生徒一人ずつに完備し、プログラミングで制作した作品を自己管理する能力も身につけてもらう。さらにコミュニティ機能も実装し、生徒同士のコラボレーションも実現。コミュニティ機能内で、作った作品にタイトルや説明をつけてアップして共有することが可能。共有することで他者へ伝える力を養うと同時に、他の生徒の作品を見ることで、新たな気づきや発見の場となり、モチベーションの維持向上にも寄与するという。
関連URL
最新ニュース
- エナジード、奈良県立高がキャリア教育プログラム「ENAGEED CORE」導入(2025年1月24日)
- 学力・学習状況調査のCBT化、小中校教師の約9割が「生徒がデジタル環境に適応するための準備が重要」と回答 =新学社調べ=(2025年1月24日)
- REDEE、徳島県美波町が中学生~高2生対象の「eスポーツ&IT講習会」を開催(2025年1月24日)
- ライフプランニング、9割以上の親が「小学生から学び始めるのが理想」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年1月24日)
- 約9割の保育園が、ICTデータを「運営改善や保育の質向上」に活用 =子ねくとラボ調べ=(2025年1月24日)
- 「大学全入時代」でも高1からの受験対策が当たり前に「未来データレポート」公開 =TimeTree調べ=(2025年1月24日)
- プログラミングを独学で学ぶ人々対象の転職実績アンケート =「プロリア プログラミング」調べ=(2025年1月24日)
- CBTS、2025年版「趣味で取ったら大満足の資格」ランキング発表(2025年1月24日)
- 約65%が共通テストの難易度を”噛み応えがあった”(難しかった)と回答 =カバヤ食品調べ=(2025年1月24日)
- 摂南大学経営学部「経営情報楽環プロジェクト」が「第4回Digi田甲子園」本選出場決定(2025年1月24日)