2024年8月26日
24年高卒の新社会人、44%が「勉強より働く方が合うと思った」と回答=ジンジブ調べ=
ジンジブは、今年4月に入社した高卒の新社会人159人を対象に実施した、「就職活動の体験アンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「就職した理由」を聞いたところ、最も多かったのは「勉強より働く方が合うと思ったから」44.7%だった。以下、「進学してまでやりたいことがなかったから」32.1%、「はやく自立したいから」25.2%などが続いた。
昨年実施した高卒社会人アンケート「高校生の就活体験(23卒)」でも、「勉強より働く方が合うと思ったから」という理由が上位に挙がったが、昨年と比較すると10.9%増加しており、高校生の就職意欲が高まっていることがうかがえる。

「就活をどのように行ったか」については、「先生から紹介してもらった」46.5%が最も多く、次いで「自分で会社を探して先生に紹介してもらった」35.8%。「自分で会社を探して自分で応募した」13.2%も上位に入っていたが、依然として教師からの紹介が就活に大きな影響を与えているのが分かる。

「何を見て応募先を見つけたのか」を聞いたところ、「求人票」81.7%が最も多く、就活を行う高校生は、学校に届く求人票を見て応募先を見つけているといえる。次いで多かったのは「会社のホームページ」11.0%で、昨年実施した「高校生の就活体験(23卒)」と比較すると1.4ポイント増加した。

「企業に応募した決め手」を聞いたところ、「仕事内容」47.2%が最も多く、次いで「社風・雰囲気」37.7%、「人間関係の良さ」35.8%となった。「社風・雰囲気」や「人間関係の良さ」については、学校に送られてくる求人票だけでは把握できず、高校生に対してどんなことを発信するか、どんな人と働くのかを伝えるのが重要だといえる。

また、就活を始めた時期で最も多かったのは、求人票が解禁される「7月」15.7%で、3年生の7月以前と以後で比較すると、「7月以前に始めた人(4~6月)」は32%、「8月以降に始めた人(8月~1月以降)」は29%だった。情報解禁の前から動く高校生と同程度、周りが動き出してから就活を始める高校生も多いのが分かる。

就活で「およそどれくらいの求人票を見たか」を聞いたところ、「5〜9枚」18.2%が最も多く、次いで「10〜19枚」17.6%。「30枚以上」見ている高校生も15.1%いた。

「職場見学に行った社数」を聞いたところ、最も多かったのは「2社」35.8%で、昨年実施した「高校生の就活体験(23卒)」と比較すると、6.2ポイント増加した。昨年は、「1社」の回答が約4割だったが、今回の調査では「4社」と答えた高校生も5.4ポイント増え、複数の職場見学をした高校生が多くなったのが分かる。


また、「就きたい職業に就けたかどうか」を聞いたところ、80.5%が「就けた」と回答。「就活の満足度」についても、「とても満足している」47.2%と「まあ満足している」39.6%を合わせると、約8割の高校生が「満足した就活ができた」と思われる。

一方、「あまり満足していない」「どちらとも言えない」「まあ満足している」と回答した高校生にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「自分に合った仕事が分からなかった」44.0%で、以下、「短期間で決めないといけなかった」25.0%、「就活の仕方がよく分からなかった」23.8%が続いた。

また、「就活の際にどんなサポートをしてほしかったか」を聞いたところ、「自分がどんな職業にむいているか」39.3%が最も多く、職業理解や自己理解について知る、考える機会や、個別に寄り添ったサポートが必要だと思われる。

就活時と入社してからの「良い」ギャップについて聞いたところ、最も多かったのは「生活リズムの変化」47.2%で、次いで「社内でのコミュニケーション」34.6%、「人間関係」32.7%などが挙げられた。

一方、就活時と入社してからの「マイナス」なギャップに感じていることを尋ねたところ、「仕事の難しさ」21.4%が最も多く、次いで「生活リズムの変化」19.5%が挙げられた。高卒社会人が就職後に予想外の仕事の難しさや生活リズムの変化に直面していることが分かる。
また、これまでの学校生活から、通勤時間や毎日約8時間勤務するという生活の移行に体力的・精神的に負担に感じギャップを感じていると思われる。
この調査は、高卒新社会人の研修「ROOKIE’S CLUB」(ルーキーズクラブ)に参加する2024年4月入社の高卒社員を対象に、5月13日~24日にかけて、アンケートを回収する形で実施した。有効回答数は159人(18歳71.7%、19歳22.6%、20歳5.7%)。
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