2024年9月18日
ショートドラマの縦型動画がTVCM以上にZ世代の共感・エモを呼び込む
ヴィアゲートは13日、僕と私とが、同社との協業を通じて、一般生活者が動画コンテンツに触れた際の生体データ(注視注目を含む視線・表情)を分析した結果を発表した。
僕と私とが、エモミルリサーチを用いて、全国の10代~50代男女に対して、動画コンテンツに触れた際の生体データの分析調査を実施したもの。
それによると、僕と私とが制作したTikTok用の縦型動画(Aドラマ風)はTVCM用に制作された動画動画(Bインタビュー風)に比べ、会話や動きに沿って対象者の興味度が大きく起伏し、感情を揺さぶる構成であることが判明。対象者の発言からも「心を動かされる」といった共感感情が多く想起された。
また、同時にAIインタビューによって収集したテキストを分析した結果、登場人物の動きやセリフに対して、多様な感情ワードが出現し自分ごと化されている様相が見られた。特筆すべきは、X世代、Y世代に比べて、Z世代がもっとも自分ごと化する傾向が強かったことだという。
一方で、ストーリー展開がなく、動きも少ない動画B(インタビュー風)は動画内容の起伏が平坦になる特徴があり、視聴傾向から興味度の起伏が小さく、AIインタビューの回答傾向にも受ける印象や豊かさが乏しい結果が現れていた。
全体を通して「感動する」という想起はあったものの、第三者的な立場からの「表面的な感動」に留まり、自分ごととして捉える傾向は小さいことがわかった。
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