2024年11月7日
AI教育パッケージ「AIミネルバNovice」、大分大学経済学部の授業で試験導入
APCは6日、同社のAI教育パッケージ「AIミネルバNovice」が、大分大学経済学部・高見博之教授の「基礎経済分析セミナー」の授業で、試験導入されることになったと発表した。
試験導入される授業は、AIに関する初等教育の講座で、10月17日~12月12日の間に計3回実施する予定。10月17日に同大旦野原キャンパスで行った第1回目の講義では、経済学部1・2年生42人を対象に、1コマ90分の授業を実施した。
講義内容は、「AIミネルバNovice」で扱っている内容(AI概要:全150分)を、1コマ90分以内に収まるようにカスタマイズしたもので、まず、座学で「AIとは」「データの重要性」「深層学習」という内容を学んだ。
その後、対話型生成AIをディベートやロールプレイングで活用してみるという目的で、各テーマに沿ってAIと議論を交わしたり、AIにチューターの役割を担わせて疑似的インターンシップなどを行った。
AIミネルバは、高度情報社会を生き抜くために必要な能力の習得をテーマにしたAI教育講座のパッケージで、「AIミネルバNovice」は、「AIを利活用し、ビジネス展開できる人材育成」を目的とした、誰でも分かるAI講座。
体験型講義を通じて、画像認識AIの作成、自然言語処理や深層学習の仕組みなどを学生にも分かりやすく、基礎知識から活用法までAIに関して体系的に学ぶことができる。
また、「考える」「伝える」ということを公式として覚え、反復的にクイズを解くことで、自分自身で公式の構成要素に対する特徴を抽出して、法則性を導き出すことで「考え方・伝え方」を習得していく。
今回の3回の講座とは別に、11月19日に同講座と同様の内容をおおいたAIテクノロジーセンター主催の「AI寺子屋第1弾!生成AI入門セミナー」として実施する予定で、同セミナーでは生成AIを使ったハンズオン形式の実習も行う。
【大分大での講義の概要】
■1回目の講義<10月17日(木)に開催済み>
■2回目の講義
開催日時:11月14日(木) 14:50~16:20
構成:考える前編(50分)、考える後編(50分)の短縮版(90分)
主な内容:
・考える公式を覚え、思いつきを考えに昇格させる
・認知バイアスにとらわれない思考の癖を身に付ける
■3回目の講義
開催日時:12月12日(木)14:50~16:20
構成:伝える前編(50分)、伝える後編(50分)の短縮版(90分)
主な内容:
・伝える公式を覚え、自分の認識した情報を正しく相手に伝える
・主観的な意見を客観的な意見へと変貌させる根拠や裏付けデータとは
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