2024年11月7日
駿台、高校生向け学習サービス「ビジュアル記憶シリーズ」の提供を開始
駿河台学園は6日、Diversity Studyの開発協力のもと、全国の高校向けに、学習の基礎となる単語・語句などを生徒に記憶定着させるためのコンテンツ「駿台ビジュアル記憶シリーズ」の提供を開始すると発表した。
同シリーズは、文字情報がメインとなる従来の単語帳アプリや紙の単語帳とは異なり、学習する単語や語句、それらを含む例文などを、画面上に表示されるイメージ画像やイラストと組み合わせて学習する。
学習に利用する端末は、タブレットやスマホなどを想定しており、文字情報に加えて、そのようなビジュアル化された視覚的なイメージを組み合わせることで、単語・語句などの意味を深く理解して、効率良く記憶定着させる。
同シリーズは、モノグサの記憶定着に特化したアプリ「Monoxer」のプラットフォームを活用。Monoxerは、学習者の記憶度を分析して、個々の進捗に合わせた学習スケジュールを自動的に生成するため、最適なペースで記憶定着を図ることができるようになる。
また、同シリーズは記憶定着のためのインプット学習だけでなく、アウトプットのための小テスト機能も搭載。従来は紙で実施していた単語テスト・小テストなどの管理をweb上で行うことができ、管理者側で生徒の学習状況を一元管理することもできる。
来年1月から、全国の高校を対象に、英単語と古文単語のコンテンツの提供を始める。英単語は、基礎編(一般私立大向け)・中級編(中堅国公私立大向け)・上級編(旧帝大・難関国公私立大向け)の3レベルで構成。
さらに、2025年度中には現代文、化学、生物、地学、日本史、世界史、地理、公民など幅広い科目へ展開し、シリーズ化していく予定。また、無料トライアルとして、来年1月から同シリーズを全国の高校に無償提供する。
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