2024年11月18日
追手門学院大×大阪電気通信大、「次世代エネルギーについて考える」公開講座
追手門学院大学は14日、2025年4月に理工学部を開設する同学と大阪電気通信大学が、地域の人を対象にした共同公開講座「次世代エネルギーについて考える」を12月7日に茨木総持寺キャンパスで開催すると発表した。
政府が2050年までにカーボンニュートラル実現の目標を掲げるなど、持続可能なエネルギーの活用が社会全体での取り組みとして期待されている。
大阪府茨木市でも、2050年二酸化炭素実質排出ゼロをめざす「ゼロカーボンシティ」を表明し、4月には「茨木市再生可能エネルギー導入戦略」を策定するなど取り組みをスタートさせている。
こうした中、2つの大学と茨木市、寝屋川市が連携し、「次世代エネルギー」をテーマに、現在の技術開発の現状や課題、その展望を知ってもらい、関心を深めてもらう機会として、地域の市民を対象にした公開講座を開催する。
第1部では、「リチウムイオン電池」に代わる次世代電池として注目される「全固体フッ化物イオン電池」の開発を進める、追手門学院大学理工学部電気電子工学科(2025年4月開設予定)の高見剛教授が登壇。講演では、「全固体フッ化物イオン電池」を中心に、次世代電池の開発や実用化に向けた課題と展望について解説する。
第2部では、大阪電気通信大学工学部基礎理工学科の川口雅之教授が登壇。SDGsを意識した持続可能な材料開発の視点から、次世代電池への応用が期待される新たな炭素系材料の開発に向けた研究について紹介する。
開催概要
開催日時:12月7日(土)14:00~16:30
開催会場:追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス2階 A241教室
対象:高校生以上
参加費:無料(定員の制限はありません)
申込締切:11月30日(土)まで
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