2024年12月12日
神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進
フューチャーは10日、神戸大学と、医学生向けにAIを活用した医療面接トレーニングアプリを開発し、有効検証を実施したと発表した。
取組みは文部科学省の「質の高い臨床教育・研究の確保事業」において採択された事業の一環として、自然言語処理技術を活用し医学生向けの対話型AIアプリを開発するもの。
臨床実習前教育において重要な「医療面接」教育では、対面のトレーニングが必要で、時間的および人的制約から十分な学修時間を確保することが課題だが、同アプリを使用することで、模擬患者役をAIが代替し、医学生は時間と場所にとらわれずに音声対話による自習に取り組むことができる。
また、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)が公表している学修・評価項目に沿った形で対話が自動評価されるため、客観的なフィードバックにより効率的な技能習得が可能になり、医学教育の質の向上が期待できるという。
トレーニング画面は実写映像により患者の表情も再現し、高精度な医療面接練習を体験することが期待される。
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