- トップ
- 企業・教材・サービス
- AI教材「atama+」、入学前教育での活用 立命館大学などの10大学30学部以上に拡大
2025年3月4日
AI教材「atama+」、入学前教育での活用 立命館大学などの10大学30学部以上に拡大
atama plusは2月28日、AI教材「atama+(アタマプラス)」の大学入学前教育での活用が、立命館大学などの10大学30学部以上に拡がっていることを発表した。
昨今、「年内入試」と呼ばれる総合型選抜や学校推薦型選抜で入学する学生が増えており、2023年度入試では年内入試による入学生が全体の半数を超えている。
こうした入試形式では合格から入学までに時間があることから、学部の学びにスムーズに接続することをねらいとした「入学前教育」を取り入れる大学が増えている。入学後に専攻する学問分野を学ぶ上で必要な学力の習得に向けて、高校の既習範囲の復習や専門知識の予習が行われる。
入学前教育への注目が集まる中、学部での学びに必要となる基礎学力の習得を目的に、atama plusは大学向けにAI教材「atama+」を提供している。対象となる入学生は、約3カ月にわたって学部が指定した単元をatama+で自立的に学習し、理解度に応じてレコメンドされる講義動画や演習問題などに取り組むことで、入学後に必要な基礎学力を習得する。また、大学側は生徒一人ひとりの学習の進捗だけでなく、得意・苦手な単元や学習時間などの取り組み状況をデータで確認できるので、入学後のフォローにつなげることが可能となる。
2022年度に立命館大学で導入されて以降、青山学院大学、龍谷大学、立命館アジア太平洋大学などの10大学以上で導入され、薬学部や理工学部などの理系学部から、経済学部や心理学部などの文系学部、データサイエンス学部やスポーツ健康科学部といった文理の枠にとらわれない学部まで、30以上の学部で活用されている。
導入した大学からは、「AIが個別にカリキュラムを作ってくれるので、高校での履修状況が異なる個々の合格者に合わせた学習ができる」「学習状況が可視化されるので、入学後の学びと連動させながら振り返りできる」「学科ごとに学習内容をカスタマイズできる」などのコメントが届いているという。
関連URL
最新ニュース
- 新学期、小学生の母親の65%以上が「子どもの学校生活に不安を感じる」と回答=ドラゴン教育革命調べ=(2025年4月10日)
- Neat、ビデオ会議システムが大分県「遠隔教育配信センター」で多数採用(2025年4月10日)
- 国立西洋美術館、ロダン彫刻全60点の3Dモデルを公開 特設サイト「みんなの3Dロダン図鑑」開設(2025年4月10日)
- 日本数学検定協会、三鷹市教育委員会と連携協力に関する協定を締結(2025年4月10日)
- ティーンエイジャービジネス協会、小中学生と保護者対象教育キャンプ「はじめてのビジネスキャンプ」開催(2025年4月10日)
- 大阪工業大学、授業「ロボティクス&デザイン工学演習『おまもり』をデザインする」実施(2025年4月10日)
- 教育AI活用協会、「教育AIサミット実例大全」開催レポートを公開(2025年4月10日)
- 「U-22プログラミング・コンテスト2025」が応募要項を公開(2025年4月10日)
- エデュケーショナル・デザイン、Roblox専用ビジュアルプログラミングソフト「ロブクラッチ」開発(2025年4月10日)
- KENTEM、動画と確認問題で情報Ⅰが学べるアプリ「情報1 Labo」リリース(2025年4月10日)