2025年3月5日
千葉工業大学、学生が製造した超小型衛星4号機「BOTAN」2025年夏 宇宙へ
千葉工業大学は2月28日、学生が製造した超小型人工衛星4号機「BOTAN」を、国際宇宙ステーションへの打ち上げに向けJAXAに引き渡した。
同学では、2021年4月から「高度技術者育成プログラム」を実施。これまで、「KASHIWA」(2024年4月11日ISSから放出)、「SAKURA」(2024年8月29日ISSから放出)、「YOMOGI」(2024年12月9日ISSから放出)と3機の人工衛星を宇宙に送り、運用に成功している。
今回、JAXAに引き渡した「BOTAN」は2023年4月に当時の学部2年生が製造に着手した10cm×10cm×10cmの超小型衛星(1Uキューブサット)で、同プログラムでは4号機。衛星の打ち上げに必要となる各種申請や試験も学生自らが担当した。
「BOTAN」は、2025年夏にアメリカ・スペースX社Falcon9ロケットで打ち上げ、ノースロップグラマン社シグナス補給船NG-22号機で国際宇宙ステーション(ISS)に輸送され、一定期間の保管を経て、軌道に投入される予定。
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