2025年3月25日
オンライン大学「東京通信大」、「夢を夢で終わらせない支援金」100万円の支給対象者を決定
日本教育財団が運営するオンライン大学「東京通信大学」は、卒業時に100万円を支給する「夢を夢で終わらせない支援金」の今年度の支給対象者を決定し、3月16日の卒業式内で授与式を行った。
同支援金は、同財団の学祖・谷まさる氏の教育理念「夢を夢で終わらせない」に基づき創設されたもので、入学時に描いた夢をかなえることにとどまらず、卒業後も生涯にわたって夢を実現し続ける情熱をサポートするためのもの。
応募資格は最高学年生(4年次)で、選考委員会の面接・プレゼンテーションを経て、ユニークな夢と認められた学生1人に、卒業時に100万円を支給。返還義務はない。
今年度の支給対象者は、情報マネジメント学部を卒業した丸山満里奈さん。病気や障害を持つ人々が働ける環境の整備を目的とした、AI技術を活用した柔軟な就労環境の提供を目指す事業計画に、支援金が支給された。
丸山さんは、自身も難病を抱えながら大学在学中にAIベンチャー企業でのインターンを経験するなどして学び続け、エンジニアとしてのキャリアを築くために努力を重ねてきており、今後は起業を目指している。
東京通信大は、2018年4月に開学した文科省認可の通信制大学。1回約15分の講義動画をオンラインで受講。通学不要で卒業できる。「人間福祉学部」と「情報マネジメント学部」の2学部を設置。4年間の学費は83.4万円から(入学金込み)。10代~80代まで、様々な年代を含む約6000人の学生が学んでいる(2024年4月時点)。
関連URL
最新ニュース
- 教員の88.5%が「生徒に積極的に辞書を使用してほしい」=辞典協会調べ=(2025年4月1日)
- 子どもが欲しい人が子どもに習わせたい習い事、1位は男子「英会話」、女子「ピアノ」=NEXER調べ=(2025年4月1日)
- NTT東日本×神奈川県教委、「災害時における学びの提供のためのICT支援に関する協定」を締結(2025年4月1日)
- 高知県教委、教育データを活用したまなびの姿を紹介するまんがを公開(2025年4月1日)
- 仙台市・NTT東日本、「第4回Digi田甲子園」地方公共団体部門で準優勝(2025年4月1日)
- セブン銀行、日本体育大学と「コンビニ証明書受取サービス」提供に合意(2025年4月1日)
- 麗澤瑞浪高校、AI時代の世界に挑む共創型リーダー育成に新アントレプレナーシップコース発表(2025年4月1日)
- 日本ユニセフ協会、子どもの権利についての模擬・実践授業の動画公開(2025年4月1日)
- Fora、経産省「探究・校務改革支援補助金2025」活用校の募集を開始(2025年4月1日)
- 東京財団政策研究所、教育における生成AI利活用に関するポータルサイト「Manabi AI」正式版リリース(2025年4月1日)