2025年4月16日
聖心女子大学、学生サービスDXの一環としてAIチャットボットを導入
聖心女子大学は14日、学生サービスDXの一環としてPKSHA WorkplaceのAIチャットボットを4月から導入したことを発表した。
学生からの各種問い合わせへの自動回答ツールとして活用している。これにより、学生は窓口対応時間を気にすることなく、授業や学生支援に関する照会頻度の高い質問事項について24時間365日、学内ネットワーク上のチャットウィンドウを通じて情報を照会することができるようになった。また学内の各部署においては照会対応時間の削減にも繋がっているという。
サービスの導入にあたっては、教職員8名によるプロジェクトチームを組織し、教務課や学生生活課などにおいて照会頻度の高い質問事項を洗い出して、対応する回答案数百パターンを作成。学生によるテスト運用とアンケートを実施し、一定の評価を得たことから今回の導入に至った。
新年度のガイダンス期間に運用を開始したこともあって在学生や新入生から多くの質問が寄せられ、4月1日からの3日間で約4000件のアクセスを記録。迅速なサポートに対する学生らの満足度は50%以上となっている。
数理、データサイエンス、AIの知識をさまざまな専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決や価値創造を担うスキルを身につけることは次代を生き抜くには必須であるといえる。同大ではそのために「AI・データサイエンス(基礎)」プログラム(文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定済)と「AI・データサイエンス(応用基礎)」プログラム(同じく認定申請予定)を設置している。
今回AIチャットボットの導入はAIの技術を学生支援と事務効率化に取り入れるものだが、今後は教学面でのICT利活用やDX化の観点からも、さまざまな取り組みを進めていくという。
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