2025年7月3日
芝浦工業大学、「第20回高校化学グランドコンテスト」エントリー開始
芝浦工業大学は1日、「第20回高校化学グランドコンテスト」のエントリー開始を発表した。
同コンテストは、「化学の甲子園」とも呼ばれる全国的なイベント。高校生の自主的な研究活動を支援し発表の場を提供する人材育成プログラムとして年々規模を拡大してきた。2004年に大阪市立大学(現大阪公立大学)を中心に始まった同大会は、2023年度から同学に場所を移し、今回が節目の第20回大会となる。
昨年度は100チームを超える応募があり、最終選考会には延べ900人近くが参加。台湾やシンガポールの高校からも生徒を招聘し国際的な大会となった。
「第20回高校化学グランドコンテスト」では、昨年に引き続き巽和行氏(名古屋大学名誉教授・日本学士院会員)をはじめ化学の第一線で活躍する研究者が審査を担当し、特別講演では光触媒研究の世界的権威者である堂免一成氏(東京大学特別教授・信州大学特別名誉教授)が登壇する。また、遠方の高校生を対象に旅費の負担軽減を図るために、交通費補助を行う。さらに、今年もグランドアワードを受賞したチームを台湾、シンガポールで行われるサイエンスフェアに派遣することも予定している。
芝浦工業大学は、同学教員と高校生が直接研究相談できるサポート体制を整え、同コンテストをさらに国際競争力が高い次世代の科学技術イノベーション人材を育むコンテストへと発展させていくという。
「第20回高校化学グランドコンテスト」スケジュール概要
エントリー 受付期間:7月1日~8月25日
研究相談・サポート:7月1日~8月25日
研究要旨 提出締切:8月25日
最終選考会出場チーム発表:8月下旬
発表カテゴリー発表:9月下旬
最終選考会:10月25日・26日
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