2026年2月24日
河合塾、国公立大学2次試験志願状況分析 共通テスト難化で難関大中心に安全志向強まる
河合塾は20日、25日から始まる国公立大一般選抜の志願動向を分析したレポートを、教育関係者向け情報サイト「Kei-Net Plus」に公開した。

それによると、前期日程の志願者数は23万5310人と前年並みを維持、志願倍率も前年と同じ2.8倍となった一方、後期日程は前年比96%、中期日程は95%と減少。大学入学共通テストの難化が、例年高倍率となる後期・中期日程への出願を控える要因の1つになったと見られる。

入学難易度などから見た大学グループ別の志願状況では、難関10大学、準難関、地域拠点大では志願者が前年比98%と減少した一方で、難関、準難関大以外の大学では志願者が増加。共通テストの難化により思うように得点できなかった受験生が、高い合格可能性を求めて出願先を変えたことが窺われる。

難関国立大では、東京科学大が87%と最大の減少となった一方で、大阪大や一橋大、北海道大では志望者が増加した。東京科学大の志願者数減は、理工系の学部で第1段階選抜の予告倍率が引き下げられ、第1段階選抜の通過者数(2次試験を受験できる受験者の数)が絞り込まれることへの受験生の警戒感が影響したものと考えられる。同大の医療系の学科も軒並み志願者数が減少した。
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