2026年6月8日
キャリアの悩み、生成AIに相談した約59%が実際に行動に移した経験あり =NEXERとRSG調べ=
NEXERは4日、建設・不動産専門の転職エージェントであるRSGと共同で実施した、「AIに相談するキャリア形成」に関するアンケート調査の結果を発表した。

それによると、キャリアや働き方について生成AIに相談・質問したことがあるかの問いでは、最多は「ない」91.8%、「ある」の回答は8.2%にとどまる結果となった。生成AIが急速に普及しているとはいえ、キャリア相談はまだ一般的とは言えない段階の様子。
実際に活用している人たちがどのようなキャリア相談を行ったのかを尋ねたところ、「転職するべきかどうかの質問」(20代・女性)、「今後10年どう生きればいいか」(20代・男性)、「職場の人間関係について」(30代・女性)などの声が寄せられた。

キャリアの悩みを相談する相手として最も相談しやすいのは誰かについては、最多は「家族・パートナー」で29.2%。次いで「その他」17.2%、「SNS・インターネットで調べる」14.8%、「友人・知人」11.0%、「職場の上司・先輩・同僚」10.6%、「人材エージェント・キャリアアドバイザー」3.2%、「転職サイト・求人サイトのサービス」3.0%の結果となった。また、「生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)」を挙げた人は5.6%だった。

生成AIにキャリアや働き方を相談したことがある人に、生成AIは人と比べてどう感じるかを尋ねたところ、最多は「人よりも相談しやすい」で58.5%。次いで「人と同じくらい相談しやすい」31.7%、「人よりも相談しにくい」7.3%、「人よりもやや相談しにくい」2.4%となった。
それぞれの理由について、「人よりも相談しやすい」と回答した人では、「感情がない相手なので反応を気にせず相談できる」(30代・女性)、「文章が少し変になってもちゃんと受け取ってくれたり、否定だけじゃなくてちゃんと道を照らしてくれる部分は人間にはない部分がある」(30代・女性)といった声が寄せられた。
「人と同じくらい相談しやすい」と回答した人では、「気を使うことなく心の声を吐露することができるから」(20代・女性)、「自分がどうしたいか相談してるうちに頭が整理されやすい」(30代・女性)など。「人よりも相談しにくい」と回答した人では、「答えが一般的過ぎ」(50代・男性)、「返事が決まってる感がする」(60代・女性)などの声が寄せられた。

生成AIにキャリアや働き方を相談したことがある人に、AIのアドバイスをきっかけに実際に行動に移したことがあるかどうかを尋ねたところ、「ある」58.5%、「ない」41.5%となった。生成AIに相談した人の半数以上が、そのアドバイスをもとに実際の行動へと移していることは注目すべき結果。相談して終わりではなく、そこから具体的な一歩につながっているケースが多いことがうかがえる。
生成AIのアドバイスからとった行動内容では、「転職サイトに登録した」(20代・男性)、「アイデア煮詰まっていた時にAIに質問をしました。効率的に考え方を整理してくれたおかげで解決策が見つかり、その時に作成してくれた資料をそのまま提出しました」(20代・女性)、「出勤時間を変更した」(30代・女性)など、転職サイトへの登録や労働基準監督署への申告、勤務時間の変更など、具体的なアクションにつながった事例がいくつも見られた。
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