2026年2月27日
子どもの習いごと、保護者の55%が「中学進学時に見直し」=塾選調べ=
DeltaXが運営する塾選びサービス「塾選」は26日、高校生の子どもをもつ保護者100人を対象に実施した、「中学生の習いごとについての調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「子どもが中学生になるタイミングでやめた習い事はあるか?」と尋ねたところ、55%が「ある」と回答。中学校入学のタイミングで、半数以上の家庭が習い事を見直していることが分かった。
中学校生活は授業時間が増え、学習内容も難しくなるほか、部活動も本格化し、小学生時代より遥かに忙しくなる。「時間が足りない」「体力的に厳しい」と感じる前に、あらかじめ整理する家庭が多いことが、この数字から読み取れる。
「やめた習い事」を聞いたところ、最も多かったのは「運動系」69.1%で、以下、ピアノなどの「音楽・芸術系」25.5%、英会話などの「塾以外の学習係」16.4%などが続いた。移動時間や保護者の送迎の負担が減ることも、「やめた」判断の後押しになっているようだが、中学進学で習い事を一律にやめるというわけではなく、成長に伴って活動の場を次のステージへ移しているというのが実態だった。
次に、「子どもが中学生のときに習っていた習い事」を聞いたところ、最も多かったのは「学習塾」46%で、以下、「音楽・芸術系の習い事」28%、「運動系の習い事」27%、「塾以外の学習係の習い事」17%、などが続いた。
中学生になるタイミングで「通う場所を変えた習い事はあるか」との質問には21.3%が「ある」と回答し、78.7%が「ない」と答えたが、「変えた」家庭の内訳を見ると、そのほとんどが「学習塾を別の場所へ変更」(転塾)していた。そこで、「学習塾を変更した理由」を尋ねたところ、最も多かったのは「定期テスト・受験対策」70%で、以下、「相性のいい講師を選ぶため」10%、「通塾の時間を短縮するため」10%、などが続いた。
また、保護者のコメントから、中学生になると、「とりあえず通う塾」ではなく、「定期テスト対策ができるか」「高校受験の情報が得られるか」といった具体的な条件で塾を選び直す家庭が増えていることも分かった。
一方で、部活に入っても学校外の習い事を続ける子どももいるが、その多くは、「より専門的に学びたい」「部活では物足りない」と感じているケースで、中学生になると、「やってみたい」から「本気でやりたい」へ、習い事の意味が変わっていくのが分かる。
「子どもが高校生になるタイミングでやめた習い事はあるか」と聞いたところ、「ある」が48.3%、「ない」が51.7%だったが、「やめた習い事」を尋ねたところ、最も多かったのは「学習塾」65.1%で、以下、「音楽・芸術系の習い事」23.3%、「運動系の習い事」18.6%、などが続いた。
「学習塾」をやめた理由の多くは、「高校受験が終わったから一区切り」というものだが、高校入学後はいったん塾を離れる家庭が多いものの、大学受験が近づくにつれて再び通塾を検討するケースも少なくない。まずは高校生活に慣れることを優先し、「一区切り」と考える家庭が多いようだ。
また、「子どもが高校生になってからも続けている習い事」を聞いたところ、「学習塾」28%、「音楽・芸術系の習い事」19%、「運動系の習い事」15%という結果になった。
一方、中学生のときに「習い事をしていなかった」と回答したのは11%だったが、高校生になるとその割合は約40%まで増加。進学や通学時間の変化、学習内容の高度化などを背景に、多くの家庭が一度、習い事をリセットしている様子が伺える。
この調査は、高校生の子どもをもつ保護者を対象に、2025年12月にインターネットで実施した。有効回答数は100人。
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