2025年11月12日
社会人の66.3%が「実家と同じ都道府県に住んでいる」=AlbaLink調べ=
AlbaLinkは11日、同社が運営する「訳あり物件買取プロ」が、社会人の男女508人を対象に実施した、「実家と同じ都道府県に住んでいるか」についてのアンケート調査をまとめ発表した。
それによると、社会人男女508人に「実家と同じ都道府県に住んでいるか」を聞いたところ、「同じ都道府県に住んでいる」48.0%、「実家に住んでいる」18.3%と回答したのが合わせて66.3%で、実家は出ても、同じ都道府県に住んでいる人が半数近い結果になった。
「同じ都道府県内」と言っても、都道府県の大きさによって距離は異なるが、働き始めてからも多くの社会人が地元に近い場所で生活していると言える。つまり、「地元に残る人」や「地元にUターンする人」が多いことが分かった。
実家と同じ都道府県に住んでいる「理由」を尋ねたところ、最も多かったのは「家族の近くに住みたい」25.5%で、以下、2位「地元で就職した」22.3%、3位「地元が好き」15.1%、4位「地元が便利」8.8%、5位「配偶者も地元出身」8.2%などが続いた。
家族とのつながりや地元への愛着が「理由」として多く挙げられたが、家族と近い場所に住むと助け合いができ安心感があり、慣れ親しんだ土地で暮らすことにも安心感や暮らしやすさがある。「地元に残りたい」「地元に残るほうが有利」という理由で、残っている社会人が多いことが分かった。
また、就職や結婚といったライフステージの変化で、「地元を出る必要がなかった」ことも理由として挙げられた。
一方、実家と違う都道府県に住んでいる人にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「県外で就職した」28.7%で、以下、2位「県外で結婚した」22.2%、3位「県外に進学した」10.5%、4位「都会に出たい」9.4%、5位「配偶者の都合で」8.8%などが続いた。
就職、結婚、進学など、ライフステージの変化で地元を離れた人が多くなっており、進学や就職をきっかけに県外へ出て、地元には戻らず新天地で生活を続けるケースもあった。
「都会に出たい」「実家を出たい」「配偶者の都合で」など、実家や親よりも、自分やパートナーの考えを優先する姿勢も見られた。
「実家と同じ都道府県に住むメリット」を聞いたところ、最も多かったのは「友人知人が多い」28.7%で、以下、僅差の2位が「実家に頼りやすい」28.1%、3位「実家に駆けつけやすい」25.4%、4位「慣れている場所で暮らせる」15.4%、5位「帰省しやすい」11.2%などが続いた。
反対に、「実家と違う都道府県に住むメリット」を尋ねたところ、1位は「成長につながる」31.9%で、以下、2位「自由度が高まる」29.7%、3位「世界が広がる」27.2%、4位「帰省の楽しみが増える」5.1%、5位「気分が新たになる」4.5%と続いた。
この調査は、全国の社会人の男女を対象に、11月4~6日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は508人(女性344人、男性164人)。回答者の年代は、「20代」が20.7%、「30代」が33.2%、「40代」が26.8%、「50代以上」が19.3%。
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