2026年6月15日
青梅法人会、16業種・54の現場課題×学生AIチームによる「小さなDX」プロジェクト
青梅法人会は11日、地域企業の業務課題と大学生・専門学校生のAIスキルを結び付ける産学官連携PBL(課題解決型学習)プロジェクト「省人化・省力化 チャレンジプロジェクト」を5月に開始したと発表した。
同プロジェクトは、青梅法人会創立75周年記念事業として実施するもので、西多摩地域の中小企業16社と学生チームが連携し、AIを活用した業務改善やDX推進に取り組む。
中小企業ではDXの有効性が認識されながらも、人材不足や導入コスト、活用ノウハウ不足などを背景に導入が進んでいない。同法人会では、会員企業約2600社のネットワークを活用し、企業から寄せられた54種類の現場課題を整理。AIやデータサイエンスを学ぶ学生とマッチングし、実践的な課題解決に挑戦する機会を設けた。
参加学生は、早稲田大学、一橋大学、東京科学大学、電気通信大学、東京理科大学、中央大学、千葉大学などの学生で構成。観光業やエネルギー卸売業、食品製造業、社会福祉関連など幅広い業種の課題に対し、OCRによる紙資料のデジタル化、社内ナレッジボット構築、需要予測、業務プロセス自動化などのテーマに取り組む。
活動はPBL形式で進められ、学生チームは約2カ月間にわたり企業現場で課題分析とAI活用によるプロトタイプ開発を実施。成果は同様の課題を抱える他の会員企業にも共有される予定だ。
プロジェクトは東京都をはじめ西多摩地域の自治体や金融機関の後援・協賛を受けて実施されていて、地域企業のDX推進と次世代人材育成の両立を目指している。
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