2026年9月14日
大阪電気通信大学とカプコン、ゲーム開発エンジン「RE ENGINE」活用し次世代ゲーム開発人材を育成
大阪電気通信大学は10日、総合情報学部デジタルゲーム学科、ゲーム&メディア学科、および大学院総合情報学研究科デジタルゲーム学コースの学生を対象に、カプコンと連携したプログラムを8月下旬から9月上旬にかけて実施したと発表した。
本取り組みでは、同社が誇る独自のゲーム開発エンジン「RE ENGINE」を活用し、学生たちが実践的なゲーム開発に挑戦。業界の第一線で活躍する現役プロクリエイターがメンターとして毎回参加し、直接指導を行い、技術面のみならず実務に即した開発プロセスやノウハウを体得した。
本プログラムは8月24日から9月3日にかけて、大阪電気通信大学四條畷キャンパスで実施された。参加した学生30人は大学の講義等でゲームエンジンの基礎知識を学んでいるものの、同社の「RE ENGINE」を用いたゲーム開発は初めての体験になった。
プログラムの前半では環境構築やエンジンの仕様理解を図る講義からスタート。初期セットアップに試行錯誤する場面もありましたが、制作が始まると学生たちは自由な発想で課題に取り組んだ。
操作や環境に慣れた後半では、集大成として3人1組によるチーム開発を実施。各チームにはカプコンのメンターが伴走し、随時質疑応答やアドバイスを行った。指定されたキャラクターや武器、シチュエーション等の制約の中でオリジナリティを出す企画立案フェーズでは、学生から「企画出しが一番難しく、時間がかかった」との声が上がるなど、プロの厳しさと面白さを実感する機会となった。
メンターの承認を得たチームから実装へと移行し、メンバー間で役割分担を行いつつ作業を進行。プロの現場で用いられるエンジンの利便性を実感しながら作業を進めた。
最終日には、成果発表プレゼンテーションを実施。短期間での開発ゆえに動作の安定性やバグ対応といった課題に直面したチームもあったが、それぞれの工夫や豊かな発想を活かした作品が発表された。学生ならではの斬新な発想にメンター陣から感心する声が聞かれるなど会場は盛り上がり、プロ視点からの直接講評・フィードバックを受けた。
総括として同学卒業生であるカプコン技術研究統括 基盤開発支援室 室長の伊集院勝氏および同学総合情報学部デジタルゲーム学科デジタルゲーム専攻 槙石隆教授から講評が行われた。プロからの実務的なフィードバックを通じ、学生たちにとって大きく成長する貴重な機会となった。
大阪電気通信大学は今後もゲーム教育のトップランナーとして、ゲーム業界の未来を支える実践的な人材育成に取り組んでいくという。
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