2026年9月18日
小学3年生以上が「自由研究離れ」1年で16%→31%に倍増=いこーよファミリーラボ調べ=
子育て世代のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは16日、子育て家庭の保護者498名を対象に、2026年の夏休みの自由研究に関する意識調査を実施、その結果を発表した。
調査からは、小学3年生以上で自由研究を「やらない」と選んだ家庭が1年で16%から31%へ倍増したことが明らかになった。学校から課題は出ているにもかかわらず、取り組まない家庭が増える「自由研究離れ」が進んでいる。
さらに、取り組んだ家庭でも費用0円が18%から28%に増加し、お金と時間をかけずに仕上げる傾向が強まっていることもわかった。
小学3年生から6年生の保護者に、今年の夏休みに自由研究・自由工作を行ったかを尋ねた(2026年 n=162/2025年 n=143)。回答の内訳は次の通り。
■自由研究の課題が出た:88%(昨年82%)
├ 取り組んだ:57%(昨年66%)
└ 任意だったため取り組まなかった:31%(昨年16%)
自由研究の課題が出た家庭は88%で、昨年の82%と同水準であり、学校から自由研究が出なくなったわけではない。しかしながら「自由研究・自由工作は任意だったため取り組まなかった」は31%で、昨年の16%から1年で倍近くに増えた。
ここから、家庭ごとに自由研究に取り組むかどうかを選ぶように変化していることがわかる。
【学年別調査】自由研究を「やらない」と選んだ家庭の割合(2026年)
■小学1・2年生(n=102):19%
■小学3年生以上(n=162):31%
昨年は小学1・2年生と小学3年生以上で差がほとんどなく、今年になって小学3年生以上だけが大きく動いている。
取り組まなかった理由は調査していないため断定はできないが、習い事や中学受験の準備で予定が増える時期であることも背景にあるとみられる。

自由研究に取り組んだ家庭に製作にかかった費用を尋ねたところ(n=161)、「0円(自宅にあるものなどを利用した)」が28%で最多となった。昨年は18%で、1年で大きく増えている。
続いて「~500円」27%、「501円~1,000円」17%となり、1,000円以下は合わせて72%にのぼった。

製作にかかった時間は、2時間以内が40%で最も多く、当日から数時間で完了した家庭は57%だった(n=161)。昨年の2時間以内は31%で、短時間で仕上げる傾向がやや強まっている。
着手した時期は「夏休み半ば」41%が最多で、昨年から大きな変化はない。始める時期そのものより、かける時間のほうが短くなっている。
【まとめ】
自由研究を「やらない」と選ぶ家庭が小学3年生以上で倍増し、取り組んだ場合も費用と時間をかけずに仕上げる傾向が高まった。
費用0円が28%にのぼるなか、使った材料には画用紙やペン、空き箱、マスキングテープといった身近なものが並んだ。
テーマも「ももとスイカのひかく」「冷蔵庫の温度調査」など、暮らしのなかの疑問やお出かけ先での体験から立ち上げた例が数多く寄せられている。特別な材料や長い時間がなくても、子どもの興味は形になっているようだ。
【調査概要】
調査名:2026年の夏休みの自由研究に関する意識調査
調査方法:インターネット調査(全国)
調査対象:いこーよモニタークラブ会員
調査期間:2026年8月27日~9月2日
有効回答数:498名
関連URL
最新ニュース
- 全寮制の「夜間学習」ですらら活用 生徒の学力に寄り添い、自立的な学習者を育む /秀明学園 秀明中学校(2026年10月9日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が北海道札幌市で提供開始(2026年10月9日)
- 大学編入受験の生成AI利用率、2年で36%→97%に =大学編入総合研究所調べ=(2026年10月9日)
- NEXER Groupと集団指導塾「心水塾」、「AI学習と対面指導、これからの学び」調査結果(2026年10月9日)
- グロービス経営大学院、日経ビジネスとAI活用の実態や組織課題を共同調査(2026年10月9日)
- こども性暴力防止サポート協会、こども向け施設の従事者を対象に研修を実施(2026年10月9日)
- ヒューマンキャンパス高校、2027年4月「爬虫類専攻」新規開講(2026年10月9日)
- 大学パワーランキング、「私立大学の寄附金受入額ランキング」を発表(2026年10月9日)
- 学生団体による資金調達イベント「Giving Campaign 2026」16日から開幕(2026年10月9日)
- 河合塾、中高生対象OL学習プログラム「みらい探究プログラム K-SHIP」開催(2026年10月9日)










