2018年9月26日
科学に興味を持ったきっかけ1位は「実物を見て」、『いこーよ』調べ
アクトインディが運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者247名を対象に「興味のある科学の分野に関するアンケート」を今月実施し、25日、その結果を発表した。
それによると、子どもの関心分野は、「動物」や「海の生き物」「虫、昆虫」など上位5位までが生き物に関するもので占められ、6位に「星や地球、宇宙など天体」がランクインした。
一方、「プログラミング」や「AIなどのデータサイエンス」といった新しい分野は、調査対象が12歳以下ということもあり、まだそれほど高い関心は見られなかった。性別で見ると、「鳥」や「動物」では男女差はほとんどなかったが、「花や植物」は女の子、「虫、昆虫」「魚や海の生き物」は男の子の方が関心が高かった。
興味を持つきっかけは、「動物園や水族館、博物館などで実物を見て」「公園、海、山などの外遊びを通して」などが上位にきており、自然体験や実物が見られる施設での体験を通して多くの実物に触れさせることが、科学への関心を深める最初の一歩となっていることが窺える。また、「テレビ番組を見て」も40%と多く、画像や動画が豊富に使われ、親しみやすく解説されたテレビ番組も、科学に対する関心を高めることに一役買っているようだ。
保護者である大人にも関心のある科学分野を訊いたところ、子どもの関心が生き物分野に寄っているのに対し、それ以外の「天体」「天気や気象」「人体」「環境問題、エコ」など多岐にわたっていた。
保護者が子どもに関心を持ってもらいたいと思っている分野では、子どもの関心度では非常に低かった「環境問題、エコ」「プログラミング」などが30%以上で3位、4位を占めており、AIなどのデータサイエンスも22%で多かった。一方、ドローンを含むリモコンカーや無人航空機に関心をもってもらいたいという保護者は11%程度で、話題の割に低い数値となった。
そのほかアンケートでは、子どもが好きな科学に関するテレビ番組や本、また、最近親子で話題になった科学に関する出来事を、自由回答で答えてもらったという。
関連URL
最新ニュース
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」丹波市の全小中学校一斉導入(2024年10月25日)
- 英語を学ぶ目的、約7割が「海外でのコミュニケーション」「仕事」で使うため =ネイティブキャンプ調べ=(2024年10月25日)
- 8割の親が子どもの将来を不安視、生きる力の育成を求める =ハー・ストーリィ調べ=(2024年10月25日)
- 東京理科大学、教員志望者のための「ホリプロのラジプロ」開講(2024年10月25日)
- 「マネーフォワード クラウド」を京都経済短期大学 近藤ゼミに無償提供(2024年10月25日)
- 日本総合研究所、大阪府内小学校などにおいてエコラベルやカーボンフットプリントの学習キットを配布(2024年10月25日)
- ウィザス、ベトナムの大学で「システムエンジニア育成」のキャリアガイダンス実施(2024年10月25日)
- COMPASS、オンラインイベント「個別最適な学びの環境の実現に向けて」11月9日開催(2024年10月25日)
- 内田洋行、「MEXCBTを活用した『4技能英語力』向上セミナー」31日開催(2024年10月25日)
- ガイアックス、小学生対象に筑波大学・つくば市と起業テーマのワークショップ開催(2024年10月25日)