2022年7月22日
ジェンダーレス水着、「肌の露出が少ないことや男女の区別がないこと」で高評価=アクトインディ調べ=
アクトインディは21日、同社の情報サイト「いこーよ」の研究機関「いこーよ 子どもの未来と生きる力研究所」が、全国の保護者306人を対象に実施した、「ジェンダーレス水着に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、今年、学校や保育園・幼稚園でプールの授業がある保護者に、学校や園でどのような規定が定められているかを聞いたところ、保育園・幼稚園では「特にない」が8割近く(77%)に上り最も多かった。
一方、小学校では「黒や紺などの色や無地以外の水着の禁止」54%や、「指定(の色)以外の水泳帽禁止」41%、「ベーシックな形以外の水着(セパレート水着、ロング丈の短パンなど)の禁止」22%など、多くの学校で水着や水泳帽の色や形に規定があることが分かった。
日焼け防止に関する規定については、ラッシュガードよりも日焼け止めの使用を禁止している割合の方が高かった。
また、プールの授業で学校や保育園・幼稚園で許容してほしいことを聞いたところ、「特にない」が多かったものの、「ラッシュガードの着用」「日焼け止めを塗ること」など日焼け対策に関する要望が比較的多く見られた。
小学生がいる保護者からは、「男女別のプールの授業」を希望する意見が2割弱(17%)あったことも注目される。
男女のデザインが同じ「ジェンダーレス水着」について、保護者がどのように考えているかを聞いたところ、最も多かったのは「日焼けの観点で肌の露出が少なくていい」58%だった。
ジェンダーレスという観点ではなく、体型を目立たなくするための長袖やハーフパンツなど肌の露出を抑えたデザインが、日焼け対策としてもいいという意見が多く見られた。
以下、「男女の区別がなくていい」53%、「体型がわかりにくくていい」39%、「肌を見られるという観点で肌の露出が少なくていい」33%など、ジェンダーレスの観点からみて評価する意見が続いた。
「泳ぎにくそう」20%、「デザインがかっこわるい」20%などの意見は少なく、「全員がジェンダーレス水着指定になるのはいやだ」10%や、「ジェンダーレス水着の必要性がわからない」8%など、ジェンダーレス水着に対する否定的な意見も少数だった。
また、学校・園のプールの授業について思うことを自由記述で聞いたところ、水着のデザインだけでなく、生理などでプール授業を欠席すること自体が子どもにとっては心理的負担で、「高学年になったらプールの授業は男女別にしてほしい」という意見や、同じ教室ではなく「男女で別の教室などで着替えられるように変えてほしい」という意見が寄せられた。
このほか、水難事故対応として、プールの授業自体をもっとしっかりやってほしい、天候に左右される学校の屋外プールではなく、近隣のスイミングスクールなどに委託して安定的に水泳の授業をしてほしいなどの意見も見られた。
この調査は、情報サイト「いこーよ」ユーザーの保護者を対象に、7月4日~10日にかけて、Webのアンケートフォームを使って実施した。有効回答数は306人(20代以下:女性7%・男性1%、30代:女性29%・男性8%、40代以上:女性35%・男性20%)。
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