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2022年2月28日

子どもの習い事、不動の人気1位は「水泳」で「ピアノ・エレクトーン」は低下傾向=アクトインディ調べ=

アクトインディは25日、同社の情報サイト「いこーよ」のユーザー414人を対象に実施した、「子どもの習い事に関するアンケート」の結果をまとめ発表した。


それによると、現在、子どもにどんな習い事をさせているかを聞いたところ、最も多かったのは「水泳」で30%、以下、「英語」18%、「体操」16%、「学習塾・公文」15%、「ピアノ・エレクトーン」10%と続いた。

過去のアンケート結果と比べても、「水泳」は不動の1位で、それ以外の4つと合わせてトップ5に入っている習い事の傾向は過去5年間で変わらなかった。

だが、「ピアノ・エレクトーン」は、5年前の2017年に調査した際は2位(29%)だったが、毎年少しずつ割合を減らし、2022年は5位まで低下した。

「学習塾・公文」も2022年で割合が減っているように見えるが、「その他」の一部として今回特に多く自由回答であがってきている「通信教育」(3%)を足すと、学習に関する習い事自体はそれほど減少していない。

この春から新しく子どもに始めさせたい習い事についても聞いたところ、現在やらせている習い事と順位は変わらず、「水泳」16%が最多で、「英語」10%、「体操」7%などが続いた。

子どもにやらせている割合が高い4つの習い事について、何歳に始めたのかを聞いたところ、「水泳」は、3歳に次いで4~5歳が多く、未就学児の時に習い始めさせる家庭が多いことが分かった。

また、0歳からという回答も少なくなく、親子で参加できるベビースイミングなどが水泳を始めるきっかけになっているケースもあるようだ。

「英語」に関しては、最も多いのは3歳だが、0歳や1歳からという回答も多く、赤ちゃんの頃から母国語と同時並行で英語も習得してほしいという保護者の思いが伺われる。

次いで多いのは7歳で、小学校に入学し本格的に学習がスタートするのと同時に語学の学習もスタートさせるというケースも多いようだ。

「学習塾・公文」も3歳から始めるという回答が最も多く、幼稚園・保育園の入園頃の早期から学習をスタートさせるという家庭が少なくない。その後は、6歳や9~10歳が比較的多く、小学校入学時や小学3~4年生になり学習塾や中学受験塾に通い始めるケースと思われる。

「体操」も同じく3歳が最も多いが、他の習い事と比べても3歳から始める割合が圧倒的に高いのが特徴で、「体操」を習わせている家庭の半分弱が3歳からスタートしていると回答しており、6歳以降にスタートしたという回答は少数。

また、子どもに習い事をさせたい理由を聞いたところ、最も多かったのは「子ども自身が好きだと思うことをやってほしい」68%で、以下、「好きだと思えることや夢中になれることをみつけてほしい」62%、「得意なことをみつけて自信をつけてほしい」53%などが続いた。

順位としては低めだが、「家庭や学校以外の大人と触れ合うことで社会性を身につけてほしい」34%という回答も3割を超えており、いろいろな分野の教師から家庭や学校では経験できない多くのものを学んでくれたらという保護者の期待も垣間見られる。

この調査は、情報サイト「いこーよ」のユーザーを対象に、2月7日~17日にかけて、Web上のアンケートフォームで実施した。有効回答数は414人で、内訳は20代以下(女性8%・男性1%)、30代(女性34%・男性10%)、40代(女性24%・男性14%)、50代以上(女性6%・男性3%)。

関連URL

調査結果の詳細

「いこーよ」

アクトインディ

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