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2021年5月24日
朝日新聞出版、子どもが理科好きになるシリーズ「科学探偵 謎野真実」最新刊は短編集
朝日新聞出版は、科学推理小説「謎野真実」シリーズの最新刊『科学探偵怪奇事件ファイル 廃病院に舞う霊魂』を5月20日に発売した。シリーズ初の短編集で、1~3月に「朝日小学生新聞」で連載されたシリーズに、おまけページや新規エピソードも加えた充実の1冊。本体価格は890円(税別)。
主人公はエリート探偵育成学校・ホームズ学園出身で「科学で解けないナゾはない」が信条、IQ200の天才美少年謎野真実(なぞのしんじつ)。同級生の「ミスター平均点」宮下健太やスクープ命の新聞部部長・青井美希らと、学校の七不思議や都市伝説といった「不思議」な事件を科学の力で解決する。
今回は、シリーズ初の短編集。美希が開設した謎野真実のホームページに、次々と寄せられる怪奇現象。公園で突然「コロ……シテアゲル……」とささやき声が。クラスで育てていたコスモスがある日いっせいに折れ曲がる。バスも止まらない山間の村に泣き声が響き渡る。怪奇現象は本当に存在するのか、それとも科学で説明できるのか、謎野真実の推理が冴えわたる。。
1月から3月まで「朝日小学生新聞」で連載されたエピソードから6編を収録。連載未発表の新規エピソードも追加し、書下ろしのおまけページ、コラムも充実。エピソードは「事件編」と「解決編」に分かれており、本文と絵に隠された謎を読者も一緒に考えることができる仕掛けに。登場するトリックはすべて科学にまつわるもの。1編5分程度で読めて、楽しみながら推理する力、科学の知識を身に付けることができるという。
連載の残りのエピソードは8月に刊行予定。
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