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2021年11月19日
ミクシィ「みてね基金」、子ども・家族の課題について活動レポートを公開
ミクシィは18日、「みてね基金」第1期53団体の活動から見えた子ども・家族の課題をまとめて報告した。
ミクシィのVantageスタジオが提供する家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」では、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決を目的とする「みてね基金」の活動に取り組んでいる。
このたび、昨年7月から約1年間にわたり実施した「みてね基金」第1期の助成活動が終了したことを機に、支援活動を行ってきた53団体が最終報告としてまとめた活動レポートから見えた事象や課題について報告を行った。それによると、コロナ禍の1年間の活動レポートから「オンライン化」「食料・物資支援」「居場所」の3つのキーワードが浮かび上がった。
さまざまな支援のオンライン化が急務となるなか、オンライン化が進むにつれ、IT環境が整っていない家庭は支援が受けられず、さらなる格差拡大につながる懸念が浮き彫りとなった。また、雇い止めによる収入の減少や、休校による食費の増加、IT環境の整備といった支出の増加により、食料や日用品などの生活物資の購入にも困る世帯が増えて、それに応える形で食料・物資支援活動が拡大した。
さらに、家に居場所がないと感じる子どもたちの行き先がコロナ禍で閉ざされ、さらなる家庭環境の悪化につながるケースも増え、また、子どもが24時間、毎日家にいる状況が親にとっても大きなストレスとなるケースもあり、オンライン化だけでは解決できない課題も浮き彫りとなった。
詳細は後日、「みてね基金」公式サイトで公開する。また、各団体のインタビューや活動レポートも同サイトで掲載している。現在、「みてね基金」第2期では20団体に約6億円の助成を行い、2つの助成プログラムを実施している。
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