2022年8月23日
夏休みの宿題、高校生の7割以上が「量が多い」と回答=アサヒ飲料調べ=
アサヒ飲料22日は、全国の高校生1410人を対象に実施した、「今ドキ高校生の夏休みの宿題に関する全国調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「夏休みの宿題の量についてどう感じるか」を聞いたところ、高校生の74.3%が「多い」と回答した。多くの国で夏休みの宿題がない中、日本の夏休みの宿題は多くの高校生から多いと思われており、まさに「宿題大国日本」と言えそうだ。

夏休みの宿題に「どのように取り組んでいるか」を聞いたところ、最も多かったのは夏休み後半に終わらせる「ギリギリ派」45.5%だった。以下、余裕を持って早めに終わらせる「ソッコー派」27.3%、日々コツコツやって計画的に終わらせる「コツコツ派」27.2%と続いた。
これらの結果を都道府県別にみると、ソッコー派が最も多かったのが「和歌山」で、半数(50%)の高校生が余裕を持って早めに終わらせると回答した。
計画的に進めるコツコツ派は「福島」46.7%がトップで、夏休み後半に一気に追い込むギリギリ派は「静岡」と「秋田」がそれぞれ63.3%でトップだった。

また、「勉強中にスマホを手に取りたくなることがあるか」を聞いたところ、ほぼすべての高校生(96.5%)が「ある」と回答。そのスマホを勉強中に1度手に取るとどれくらいの時間操作するかを聞いたところ、7割弱(67.7%)が「1~15分」と回答した。「30分以上」も10%おり、スマホの存在が勉強時間に影響を与えていることが分かる。

勉強に集中することを妨げる要因になっているものを聞いたところ、「SNS」68.9%や「動画サイト・アプリ(YouTube・TVerなど)」57.0%、「友人・知人からの連絡」39.3%など、スマホで見るコンテンツが上位にランクイン。
「推し活」21.8%、「恋人(好きな人)からの連絡」16.2%など、高校生ならではの回答も一定数いた。
アイドルやアーティスト、アニメキャラクターなど、自分の好きな対象を応援する「推し活」は、「山形」「新潟」がそれぞれ43.3%でトップ。「恋人(好きな人)からの連絡」は、「栃木」「大分」が26.7%でトップだった。
また、勉強で集中力が続く時間について聞いてみると、平均で「63分13秒」で、1時間は集中力が保てることが分かった。
この結果を都道府県別に見ると、最も長く集中力が続くのは「栃木」で、平均の約1.5倍の「89分18秒」だった。以下、「滋賀・84分36秒」、「北海道・83分16秒」と続いた。

今ドキ高校生が「炭酸飲料を飲みたくなるシーン」を聞いたところ、「のどが渇いた時」49.1%がトップなのは当然として、「リフレッシュしたい時」34.6%、「刺激が欲しい時」25.8%、「頭をすっきりさせたい時」24.0%など、気分転換をしたいシーンに飲みたいのが炭酸飲料であることが分かった。
この調査は、同社が昨年11月に立ち上げた「アサヒ炭酸ラボ」のコンテンツの一環として、全国の高校生1410人(都道府県ごとに30人ごと割付)を対象に、6月30日~7月4日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













