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2023年1月30日
荏原製作所、2024卒向けメタバースインターンシップを実施
荏原製作所は、2022年12月と2023年1月に同社専用のバーチャル空間上で2024卒向けインターンシップを行ったと発表した。
同インターンシップは、2022年12月14、16日および2023年1月13日に開催。インターンシップでは、同社のバーチャル空間(アクアリウムとオフィスルーム)を使用し、選考に通過した約50名の学生全員がアバターとなり、ディスカッションとプレゼンテーションを伴うグループワークを行った。当日は、メタバースという初めての環境にも関わらず、非常に活発なディスカッションが行われ、メタバースという環境がこれからの新しい働き方の手段としてのポテンシャルを十分に持つことを実証する機会となった。
参加した学生からは、「オンラインミーティングの環境とは異なり、アバターを使用することで参加者同士の距離感が近く、緊張せずにワクワクしながら参加できた」、「対面やオンラインに加え、メタバースを組み合わせた働き方がしたい」などといった感想が寄せられた。加えて、「アバターを使用することで可視的な違いによる先入観が無いため、スムーズに会話ができ意見を言いやすい環境だった」といった感想が多数寄せられた。アバターを使用したコミュニケーションでは、人の目に見える違いを排除することができるため、相手の発言内容などのアウトプットにより集中して物事を判断できる環境であることが、これら参加者の感想につながったと考えられる。
同社は、メタバースを活用したTask Diversityの推進により、様々なスキル・経験を持った社員がつながり、イノベーションを加速させられる組織作りを推進している。今後は、採用および採用広報活動においても、独自開発したピープルアナリティクスを活かし、メタバースを活用していく予定。メタバースを取り入れたビジネス戦略により、デジタルツインを用いた経営上の意思決定精度の向上を目指し、より迅速かつ精度が高い経営の意思決定に活用していく。
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