2024年6月20日
横浜市、26万人のビッグデータを活用した「学習ダッシュボード」を運用開始
横浜市は19日、児童生徒と教職員に配られた1人1台端末を活用した学習ダッシュボード「横浜 St☆dy Navi」(よこはま スタディナビ)を構築して、客観的なデータに基づいた児童生徒の理解や授業改善を図っていくと発表した。
同市の教職員は、これまでの経験や勘に加えて客観的なデータを活用することで、アセスメントをしっかり行い、一人ひとりに応じた個別最適な指導の実現や健康観察の充実につなげていく。
同学習ダッシュボードは、6月から全小・中・義務教育学校・特別支援学校496校で利用を開始する。
学習ダッシュボードの概要
①「ビッグデータ化」:26万人の児童生徒のデータを蓄積して、ビッグデータとして活用することで、全国最大規模の教育データ基盤を形成
②「エビデンス化」:大学、企業との共創によるデータサイエンスチームでデータ分析を行い、エビデンスに基づく学びの実現や、教育内容の充実を図る
③「スパイラル化」:データの収集・分析・活用・更新を続けることで、一人ひとりの状況に応じた学びを実現し、横浜方式の教育EBPM(客観的な根拠を重視した教育政策の推進)のサイクルを創造
関連URL
最新ニュース
- すららネット、EDIX東京(23日~25日)で実践者が語るブース内セミナーを開催(2025年4月18日)
- 総務省統計局、「社会人のためのデータサイエンス入門」受講者の募集開始(2025年4月18日)
- ユーフォリア、静岡県掛川市の地域クラブを運営・設置する地域団体が「Sgrum」採用(2025年4月18日)
- 豊中市とメリル、生成AIを活用した子育て相談チャットボット構築等の協定を締結(2025年4月18日)
- ノーススター、子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が北海道鹿部町と連携開始(2025年4月18日)
- ランドセルの中身、3割以上の小学生が「最大1kg以上持ち歩く」=土屋鞄製造所調べ=(2025年4月18日)
- 子どもに最も期待していることは「良い進学先」と「良い企業」 =ウィザス調べ=(2025年4月18日)
- TAO、国士舘大学が世界標準モデルの入試システム「TAO」を採用(2025年4月18日)
- ディー・エヌ・ケー、eスポーツ高等学院が今年度の超入学式を20日挙行(2025年4月18日)
- 静岡大学、「令和9年度入試」から革新的な総合型選抜「アチーバー人材入試」を実施(2025年4月18日)