2024年9月26日
高校生、なりたい職業1位は「接客職」、働きたい業界1位は「製造・ものづくり業」=ジンジブ調べ=
ジンジブは25日、現役高校生1690人を対象に実施した、「なりたい職業、働きたい業界」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、2024年の現役高校生が選ぶ「なりたい職業ランキング」の1位は「接客職」10.5%だった。高校生がアルバイトを通じて接客業務に触れる機会があり経験を生かせると感じる点や、「人と話すこと、接客が好き」という点からも興味が高いようだ。
2位は「ものづくり職人」8.4%で、モノを作る楽しさや面白さに魅力を感じるという意見が目立った。3位は「事務」6.8%。前回の調査ではランク外だった6位の「調理師」3.5%は、料理をすることが好きだったり、日常的に調理をする機会があることから、魅力を感じているようだ。
一方、7位の「公務員(警察・消防・自衛隊・市役所職員・教師など)」3.1%については、「安定した生活が送れそう」「安定した収入が望める」という声が寄せられた。「公務員」が安定志向の象徴として人気を集めているのは、2024年の不安定な社会経済状況が背景にあると考えられる。

また、2024年の現役高校生が選ぶ「働きたい業界ランキング」では、「製造・ものづくり業界」16.1%が最も多く回答を集めた。次いで2位は「サービス業界」13.2%、3位は「宿泊・飲食・観光業界」12.9%で、接客や人と接する業界に人気が集まった。
続いて、「建設・建築業界」8.6%、「医療・福祉業界」7.5%、「IT・通信業界」7.4%がそれぞれ上位にランクインした。
1位の「製造・ものづくり業界」を選んだ理由には、「ものづくりが好きだから」「ものづくり自体に興味があったから」という回答が多く、モノづくりに対する興味があることを理由にあげる高校生が見られた。
2位の「サービス業界」を選んだ理由では、「サービスにも多様なものがあり、興味深かった」「人と関わる仕事がしたい」「楽しそう」という意見が寄せられた。
3位の「宿泊・飲食・観光業界」には、「ホテルのスタッフの振る舞いが素敵で良い印象を持った」という声や、「飲食が好きだから」「将来経営してみたい」「人の笑顔をつくりたい」という声が寄せられた。
4位の「建設・建築業界」には「やりがいがありそう」、5位の「医療・福祉業界」には「人の役に立ちたい」「医療・福祉に興味がある」、また、「IT・通信業界」には「パソコンを触るのが好き」「プログラミングに興味がある」などの声が寄せられた。

一方、進路を選択する上で不安なことを聞いたところ、「希望通りの進路に進めるか不安」35.7%が最も多く、次いで「自分のやりたいことが見つかっていないこと」29.2%、「自分の向いていることが見つかっていないこと」26.7%などが続いた。
「自分のやりたいことが見つかっていない」ことや、「自分の向いていることが見つかっていない」ことの不安要素が高いのは、自己理解やキャリアビジョンの明確化が不足していることが原因と考えられる。高校生が進路選択をする際には、自己理解を深めること、社会について理解を深めること、世の中の仕事を知ることが重要。
この調査は、ジンジブ主催の職業体験イベント「おしごとフェア」に来場した高校1年~4年生(4年生は定時制課程高校生)を対象に、5月9日~6月21日にかけてアンケートを回収して実施した。有効回答は1690人。
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