2024年9月26日
SHIBUYA109 lab.、「Z世代の時間の使い方に関する意識調査」の結果を公表
SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング機関「SHIBUYA109 lab.」(シブヤイチマルキュウラボ)は、15~24歳のZ世代を対象に、外部調査パネルによるWEB調査と同lab.独自ネットワークによるインタビューから「Z世代の時間の使い方に関する意識調査」を行い、25日にその結果を公表した。

それによると、時間の使い方について聞いたところ、79.9%が「効率的な時間の過ごし方をしたい」と回答。また、84.9%が「自分が大切だと思う事柄には時間をかけたい」と回答しており、Z世代は効率的に時間を使いつつも、大切だと思うことには時間をしっかり費やしていることが分かった。

一方で、「『タイパ』という言葉を日常的によく使うか」という質問には、「あてはまらない」との回答が7割以上(74.6%)となり、もはや「タイパ」という言葉自体はあまり使われていないことが分かった。

また、「効率化・時間を短縮したいと思うこと」を尋ねたところ、「移動時間」46.9%、「勉強・課題」39.3%、「食事(1人)」24.3%などという結果になり、「時間をかけても惜しくないと思うこと」については、「睡眠」47.1%、「趣味・習い事」34.7%、「推し活」33.6%などが挙げられた。

「時間を効率的に使うためにやっていること」を聞いたところ、「移動時間に関するもの」が2位と3位だったが、フリー回答でも同様の質問をした場合、やはり「移動時間」というワードが目立った。

時間の効率化に関連して、「動画の倍速視聴」について聞いたところ、知識や情報を得るためのコンテンツは「2倍速視聴」が30%弱で多数派となる一方で、映画に関しては「2倍速視聴」は10%未満となるなど、コンテンツによって視聴速度が異なることが明らかになった。

また、Z世代の時間に対する考え方を知るために、「何もしない時間」と「予定の詰め方」について聞いたところ、「何もしない時間が好き」で「予定はあまり詰めたくない」というグループが最も多かった。

あらためて、「何もしない時間」について聞いたところ、「何もしない時間が欲しい」に「あてはまる」と回答したZ世代が約7割(67.1%)になった。Z世代は「効率的」な時間を大切にしつつも、それとは逆の過ごし方にも魅力を感じていることが分かる。
「何もしない状態」についての詳細を聞いたところ、「SNS」「スマホ」などスマホに関連するワードが目立ったが、その反面、デジタルデバイスから一定の距離を取ろうとしている様子もうかがえた。

「デジタルデトックス」(やっていること)について聞いたところ、「睡眠」26.9%、「散歩」19.7%、「友達との会話」18.7%が上位にランクイン。また「デジタルデトックス」(やりたいこと)については、「自然界隈」(高原や川などの自然を好むコミュニティ)16.1%、「銭湯・サウナ」10.2%、「散歩」10.0%などが挙げられた。

こうした結果から、Z世代にとっては効率的な時間の使い方が当たり前だからこそ、そうではない時間の大切さを感じて、「なにもしない時間」や「デジタルデトックスな時間」の需要が高まってきているといえる。
このアンケート調査のうち「WEB調査」は、1都3県の高校生・大学生・短大・専門学校生などの学生(15~24歳)を対象に、8月に実施した。有効回答数は461人(高校生229人/大学・短大・専門学生232人)。
また、「SHIBUYA109 lab.」による定性調査は、大学生女子4人の2グループ(合計8人)にグループインタビューなどをしたもの。
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