2024年11月13日
amulapo、小学生向け「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」アンケート結果を発表
amulapoは、「第68回宇宙科学技術連合講演会」にて、小学生向け宇宙体験プログラム「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」に関する研究論文発表を行ったと明らかにした。
バーチャル宇宙飛行士選抜試験とは、子どもたちに3つのデジタルコンテンツ体験を通して、宇宙飛行士選抜試験をバーチャル体験し、宇宙飛行士のタイプ適正を見出してもらうもので、研究では、宇宙体験プログラムに参加した小学3年生~6年生の満足度および宇宙への関心度を調査することを目的にアンケート調査を実施した。
それによると、開発した宇宙体験プログラムは全体的に満足度が高く、子どもの科学技術への興味関心を高めるという目的に寄与していることが窺える結果となった。
今回の調査では、男女や地域による差はあまりなかったが、学年による多少の傾向が見られ、プログラムの難易度は4年生が適正でありそうなことが示唆された。
また、職業への関心度やイベントによる関心の向上については3年生に高い傾向が見られ、4年生以上となると宇宙への職業に関心がない参加者も見られた。これは、学年が上がるにつれて興味のある分野が明確となり、宇宙の職業への興味が薄れる場合があるためと考えられる。
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