2026年4月24日
日本大学、学生が主体的に設計・開発に取り組んだ衛星「PRELUDE」が宇宙へ
日本大学は、理工学部航空宇宙工学科・山﨑政彦研究室の学生が設計・開発してきた地震先行電離圏変動現象検知検証衛星「PRELUDE(プレリュード)」が、4月23日にRocket Lab社のElectronで打ち上げ予定だと発表した。
「PRELUDE(プレリュード)」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「革新的衛星技術実証4号機」の一機。打上げ場所はニュージーランド・マヒア半島の第1発射施設。PRELUDEは、地震に先行して電離圏に生じる可能性がある微細な変動の観測を目指す6U CubeSatで、大きさは100mm×226.3mm×366.0mm、質量は9.8kg。
同プロジェクトは、日本大学理工学部航空宇宙工学科と、静岡県立大学グローバル地域センター鴨川仁特任教授を中心とした自然災害研究部門が連携して進めてきた理工学融合型の実践プロジェクト。理学的な探究と、人工衛星開発という工学的な挑戦を一体で進めてきた。
開発には、日本大学の学生たちが主体的に参加し、図面作成、電子部品の選定、基板設計、システム設計、ソフトウェア開発、プロジェクトマネジメントまで幅広く担当。宇宙機開発に必要な実践的知識と技術を身につけるとともに、今後の大学の宇宙ミッションを支える基盤づくりにもつなげてきた。
また、超小型人工衛星に搭載可能な電場プラズマセンサユニット開発には、フランスのLATMOSも参画。さらに、大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)の支援も受けながら開発を進めてきた。
日本大学は、PRELUDEについて、地震と電離圏の関係解明に向けた新たな観測機会を提供するものであり、宇宙からの継続観測を通じて、地球環境や災害現象の理解深化への貢献が期待されるとしている。
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