2025年11月28日
JAXA第一宇宙技術部門、「出前授業」と「衛星地球観測高校生特派員」の実施校公募
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、高校生を対象とした教育プログラム「My Earthミッション」の一環として、「出前授業」および「衛星地球観測高校生特派員」活動に参加する高等学校を12月4日まで募集している。
「My Earthミッション」は、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された最新の地球画像や、衛星から得られる観測データを活用し、生徒が”宇宙から地球を観る”視点を学ぶことを目的としたプログラム。地球環境の変化や気候問題、衛星観測の仕組みなどについて、生徒の興味関心を喚起する探究的な学びの提供を目指している。
出前授業は、全国の高等学校(全日制・定時制・通信制を含む)が対象。学年や学科を問わず応募できる。採択校には、JAXAやCONSEOのスタッフが学校を訪問し、45〜90分程度の授業を実施。授業では、衛星データの見方、地球の”色”が伝える意味、過去と現在のデータ比較による環境変動の把握など、複数の教科領域にまたがる内容が扱われる。
また、授業と並行して生徒の中から「衛星地球観測高校生特派員」を選出し、授業内容の取材・レポート制作・情報発信に取り組む活動も求められる。生徒自身が学びを言語化し社会へ発信することで、データリテラシーやメディアリテラシーの向上も期待される。
さらに、2026年2月にはISSとのライブ交信イベントを予定。参加校の生徒が学習成果を宇宙飛行士と共有し、直接対話する機会が設けられる。宇宙と学校をつなぐ双方向型の学習体験として、国内でも数少ない貴重な機会となる。
JAXAとCONSEOは、本プログラムが探究学習、理科教育、地理教育、さらには ICT活用教育を推進する契機になると強調している。衛星データを読み解く活動は、情報活用能力の育成とも親和性が高く、学校現場における新たな学びのモデルケースとなることが期待される。
応募は特設フォームで受け付けていて、募集枠に達した場合は締め切り前に受付を終了する可能性もある。
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