2026年10月9日
大学編入受験の生成AI利用率、2年で36%→97%に =大学編入総合研究所調べ=
BearBeeは7日、大学編入予備校オンライン編入学院が運営する「大学編入総合研究所」が、2025~2027年度入学の大学編入試験の合格者224名を対象に実施した受験勉強での生成AIの利用実態を調査結果を発表した。
それによると、「編入試験の勉強に生成AIを利用しましたか」という質問に対し、「かなり利用した」「部分的に利用した」と答えた合格者は、2025年度入学者で36%(42名中)、2026年度入学者で78%(124名中)、2027年度入学者では97%(58名中・速報)だった。2027年度入学者で「利用していない」と答えたのは58名のうち2名。
出身別に見ても差はなく、2027年度入学者の利用率は高専出身で97%、4年制大学出身で96%だった。
生成AIを利用した人に、使った道具と使い方を自由に書いてもらった。2026年度入学者ではChatGPTを挙げた人が51%、Geminiが25%だったが、2027年度入学者ではGeminiが63%、ChatGPTが38%と入れ替わった。
ChatGPTとGemini以外では、Claudeを挙げた人が2%から13%へ、NotebookLMを挙げた人が1%から9%へ増えている。2つ以上の生成AIを挙げた人も、2026年度入学者の12%から2027年度入学者では27%になった。
編入試験は大学ごとに出題が大きく違い、過去問に模範解答が付いていないことが少なくない。合格者の記述で多かったのは、次の5つの使い方だった。
・過去問の解答・解説づくり:解答が付いていない過去問を渡し、模範解答や考え方を出してもらう
・分からない箇所への質問:参考書の解説で納得できない所を、理由が分かるまで聞き直す
・答案の添削:自分の書いた論述や英作文を見てもらい、論理の飛びを指摘してもらう
・志望理由書の見直し:自分で書いた文章の伝わりにくい所を直す
・面接の想定問答:聞かれそうな質問と、その先の深掘りを出してもらって答えを準備する
生成AIの解答には誤りが含まれることがあり、合格者も参考書や過去問と照らし合わせながら使っている。また、志望理由書などの出願書類について、生成AIの扱いを募集要項で定めている大学がある。利用率がほぼ全員になったいま、生成AIを使うこと自体では差がつかず、志望校の出題に合わせて何をどこまで準備するかが分かれ目になる。
「大学編入受験の生成AI利用率、2年で36%→97%に」調査結果の詳細
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