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2026年11月6日

サードパーティートラスト、ブラウザで誰でも宇宙旅行ができる「時速10万光年」公開

サードパーティートラスは4日、同社の制作レーベル「3PT STUDIO」が、天の川銀河を自由に飛び回れるウェブアプリ「時速10万光年」を公開したことを発表した。

時速10万光年で、プレアデス星団(すばる)の中を突き進む。すれ違う星はガイア衛星などが観測した実在の星で、色は表面温度から、明るさは等級と距離から計算している(実際の画面)

欧州宇宙機関(ESA)のガイア衛星などが観測した約194万個の星を、実際の位置と明るさ、色のまま3D空間に並べている。スマホやパソコンのブラウザでURLを開けば、その場で出発できる。

人類の探査機でいちばん遠くを飛んでいるボイジャー1号でも、太陽に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでは約7万5千年かかる。光の速さでも4年あまりの距離。

「時速10万光年」では、宇宙船のスピードを音速から7段階で上げていける。1秒に1光年進むスピードなら、プロキシマ・ケンタウリまで約4秒。作品名と同じ時速10万光年なら、銀河の中心にあるブラックホール「いて座A*」まで約16分で着く。

はじめての人には「おまかせツアー」がお勧め。太陽系の惑星めぐり、となりの星たち、天の川をめぐるコースなど5つのツアーがあり、船が自動で飛びながら、着いた場所をナレーションで案内する。慣れてきたら、行き先を選んで自動で向かうことも、自分で舵を切って寄り道することもできる。

作品で使うすべての数値には、論文やデータの出典があり、作品内の「クレジット」で一覧にしている。観測が届かない銀河の遠い領域は物理モデルで補い、画面上でも「モデル」と表示し。見栄えのために星を足したり、色を盛ったりはしていない。なお、同作の開発にはAIによるプログラミング支援を活用。星や銀河の見た目は生成AIで描いたものではなく、観測データと物理モデルからの計算によるもの。

世界中の研究者が積み上げてきた観測を、そのまま学びの場に届けたい。そうした思いから、無料で、広告も会員登録もない形で公開している。

概要
名称:時速10万光年(英題 Fly the Milky Way)
料金:無料(広告・課金・会員登録なし)
動作環境:パソコン、スマホのウェブブラウザ(Chrome、Edge、Safari の最新版を推奨)
主なデータ:ESA ガイア衛星(Gaia DR3)ほか。出典の一覧は作品内の「クレジット」に掲載
※本作は ESA の公認を受けたものではない
※報道目的で紹介する際は、作品内で撮影した画面写真や動画を、出典「時速10万光年/ESA/Gaia/DPAC ほか」を添えて掲載すること。利用条件の詳細は、作品内の「クレジット」に掲載している。

ウェブアプリ「時速10万光年」

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